夢酔亭主人のオムライス食日記

夢酔亭主人のオムライス食日記

上野、浅草など下町中心にオムライスや美味しいランチの食日記。

久しぶりに鮨が食べたいと思い向かったのは銀座8丁目。


昭和10年創業の「銀座久兵衛」さんに6年ぶりの訪問。


与志乃、奈加田とともに銀座御三家と称された老舗。


オープン直後に訪問し、予約はしていないと告げると1階に案内される。


ちなみに前回は5階だった。それほど人気は高い。


確かな筋から聞いた情報だが、アメリカのオバマ大統領が来日した際、鮨好きの大統領のために安倍首相は銀座の「すきやばし次郎」でもてなしたが、オバマ大統領はあまり手を付けなかったそうだ。


実は約束の時間まで待てずホテルオークラの「久兵衛」で数人前の鮨をたいらげていたというのだ。


ばかだね~(笑)


高級鮨のイメージがあるお店だが、ランチは創業記念セールで2千円引きとリーズナブル。


もう十年以上創業記念セールは続いているので、2千円引きが定価と言っていいだろう。


一番安い織部を注文。


飲み物は熱燗。


●織部(8,250円→6,050円)


最初にぽん酢で味つけしたわかめと大根のサラダ。


本鮪の中トロ。


最初は淡白系から出すお店が多いが、ここは昔から中トロからスタートする。


煮切りが塗ってあるのでそのままお口へポイ。


ここでにぎりの大きさや固さなど聞いてくれるので、好みを伝えればいい。


すべて標準で続けてもらう。


鰆の昆布しめ


鰆の鮨は東京じゃ珍しいけど、今は冷蔵技術や物流の充実もあって全国の魚が新鮮なまま食べられる時代になった。


砂糖控えめの酢生姜が大好き。


お姉さん、お酒もおかわりね。


すみいか


イカにも種類があるけど冬はスミイカだね。


塩でお願いしたけどすだちの隠し味が後味サッパリ。


青森県産の紫雲丹。


いくらやウニを海苔で巻く「軍艦巻き」はこの店が元祖。


当初は批判も多かったらしいが、現在はほとんどの鮨屋に定着したんじゃないだろうか。


生きている車海老登場。


生か茹でるか訊かれたので、表面だけさっと茹で中は生の半生でお願いした。


味はどうしましょう?


塩もいいけど煮切りだ。


おおっ!美味い!


本鮪の大トロ。


大トロは好みじゃないけどいい本鮪の脂は蕩ける。


単品だと1貫2千円なのでお決まりはお得だね。


ホタテは煮切りか塩を好みで握ってくれるので、塩でお願いした。


塩がホタテの甘さを引き立ててくれる。


鰹は生姜に加えニンニクもちょっと乗っけてもらった。


ここでお椀登場。


具は鯛と鮪。


穴子は塩と煮詰めの2種類。


口直しの一品。


大根に梅味噌、大葉、ごまを挟んだ一品で、口の中をさっぱりリセットさせてくれる名脇役。


巻き物は4種類。


ねぎとろ、沢庵、胡瓜、干瓢。


彩りもきれいで、4種類の食感が楽しい。


最後は玉子。


馬の鞍のようなので「鞍掛け」と言われるにぎり方で海老のすり身たっぷり。


毒々しい色の茄子がここでは品よく見えるから不思議だ。


お客を楽しませてくれる粋な接客と美味しいお鮨。


前回も書いたが、このお店はお鮨よりもおもてなしの心が素晴らしい。


ただ鮨をにぎるだけじゃなく、お客を楽しませる最高のエンンターティナーでもあるのだ。


美味しい食事をいただき感謝をこめて
「ごちそうさま!」


【お店】 
・銀座 久兵衛 本店
・東京都中央区銀座8―7-6
http://www.kyubey.jp/


秋篠宮皇嗣殿下のインタビューを何度も聞き返すたびに胸が痛む。


デタラメな週刊誌やネットの書き込みについて深く憂慮されておられる。


誹謗中傷などの書き込みは規制すべきだろう。


飲食ビルの最上階にある「結華楼」さん。


飾り気のないファザードは自信の表れなのだろう。


店内満席。もうすぐ空きそうですの言葉を信じ待つことに。


1分も立たないうちに席が空きご案内。


キッチンが見渡せるカウンター席を確保。


カウンター席は奥行きがあり、隣との間隔も広く取ってあるのでストレスもなく、ゆったりくつろげる。


酢豚と油淋鶏が私のお薦めで、前回は油淋鶏だったので今回は酢豚の番だ。


まん丸氷がかわいい冷水。


●結華楼酢豚(1,210円)


黒酢を使った酢豚。


台湾の「鼎泰豐」出身の店主の技が光る小籠包はすべての定食に付いてくる。


それではいただきます割り箸


新鮮野菜のサラダ。


とろみが優しい玉子スープ。


蒸し立ては口の中を火傷することがあるのでしつこくフーフー。


ちょっと穴をあけると肉汁があふれ出る。


針生姜を乗せてガブリ。


スープも餡も美味い。


黒酢が効いて濃厚ながら後味さっぱり。


肉もジューシーで柔らかい。


野菜類は人参、ピーマン、玉ねぎ、椎茸。


ごはんとも相性バッチリよしこサン。


デザートの杏仁豆腐で締めくくり大満足のランチタイム。


美味しい食事をいただき感謝をこめて
「ごちそうさま!」


【お店】 
・結華楼
・東京都新宿区神楽坂3‐2木村屋ビル5F
http://yuikarou.jp/



秋の新規開拓シリーズ第25弾。


もう12月に入りましたのでこの企画も最終回。


期間が1か月ちょっとしかなかったので開拓目標を20軒としていましたが、25軒と目標達成。


神楽坂芸者新道にある日本料理「斗南」さん。


斗南と云えば最後まで徳川の為に戦った会津藩が所領を没収され替わりに与えられた藩。


懲罰的な仕打ちの為、移り住んだ会津藩士やその家族は過酷な生活で命を失った人も続出したと伝えられる。


みちのくの斗南いかにと人問わば 神代のままの国と答えよ

家老だった山川浩はそう歌にしている。


その斗南藩とゆかりがあるのかは判らないけど最後に良い店に出会えればと期待を込めて入店。


予約の有無を訊かれたのでないと答えるとカウンター席にご案内。


丁寧な接客が心地よい。


お造里御膳を注文。


いい茶葉を使ってるね。


●お造里御膳(2,000円)


なんだかすごいものが出てきたぞ。


・北海道産の牡丹海老。
・大間産本鮪をスモークして昆布締め。
・同じく中落ち。
・穴子。


それではいただきます割り箸



いいお出汁の味噌汁だ。


この瞬間、今日の勝利を確信。


自家製ドレッシングがお見事な玉ねぎのサラダ。


キクラゲのきんぴらって初めて食べたけど日本酒が欲しくなる。


お新香も手が込んでるね。


上品な酸味の梅干し。


帆立しんじょもお見事。


大間の本鮪はスモークや昆布締めなどせずにそのまま方が旨いんじゃないの?


そう思ったけど、いやいや、恐れ入りました。


職人の技術に完敗。


,穴子もよほど新鮮じゃないと刺身には使えないけど素晴らしい。


この初々しいなまなざし。


このサイズの牡丹海老を豪快にかぶりつくとプリッとした食感と甘さに笑みがこぼれる。


最後は本鮪の中落ちでごはんがすすむクン。


食後のデザートは栗とさつま芋のミルフィーユ。


最初から最後まですべてに満足。


いい店見つけたな~。


美味しい食事に感謝をこめて
「ごちそうさま!」


【お店】 
・日本料理 斗南
・東京都新宿区神楽坂3-2-31
http://wa-kinari.jp/tonami/index.html