高齢者鉄道優待乗車カード | musucariさんの 日々是リハビリ

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2014年、脳出血から左片麻痺になりました。MUSUCARI BREEZEとして ハンドメイド雑貨を作っていた私のその後の暮らしと リハビリや関わる全ての皆さんから教わったことをたくさんの方におすそ分けしたくて綴ります。

今日おじいちゃまが私にチョコを買ってくれたのは高齢者鉄道優待のICOCAカードを利用されたんだと思います。このカードについて、市ではお悩み中だそうです。



おじいちゃまがチョコを買ってくれた経緯はこれ ⇩


姫路市では後期高齢者に、交通機関利用 乗車助成制度として、バス、鉄道、船舶、タクシーの中からひとつを選び、

鉄道を選んだ人には鉄道プリペイドカードICOCAに8000円分のチャージ券が送付されます。

「ローソン または マックスバリューでチャージ手続きをして、電車に乗ってください。」

というのが本来の使い方です。





ところが、

このように、ローソンやマックスバリューでチャージ ということは 「日々のお買い物に使えるということだよねー。」となるわけですから、そりゃあ、電車に乗らずに日常のお買い物をしちゃうわけですよ。


これは本来行政が意図する使い方ではなーい!


と、頭を痛めているんだそうです。


それで、2024.2.7の神戸新聞NEXTにはこのような情報が掲載されました。




高齢者ICOCAが廃止になる⁉️


「えーっ!踏み切るのかっ⁈」

と驚いていたら 4月の市の広報誌には幸い こんなお知らせがありました。




ああ、良かったね。廃止を取りやめになったみたい。


車社会の市です。

鉄道を使うにも最寄りの駅が無い方が多い。バス路線の無い所も多い。

タクシー券を利用できるのは要介護2、3、4認定者に限る。

というところがネックです。


こういう状況ですから高齢者ICOCAをもらえたら 、そりゃあみんなお買い物に使うわよね。


「電車には乗れないけど、お買い物できるから満足」というわけです。

このおじいちゃまのように、「あの子にお礼にチョコ買いに行こう。」とお出かけすることが お出かけのきっかけになることもあるでしょう。


この助成が廃止となると、そりゃあ一騒ぎ勃発でしょうからね。


このような高齢者の交通インフラ問題は私達の市だけではないでしょう。

乗り合いタクシーやコミュニティバスの導入を国土交通省が検討していますが、いやいや、早くなんとかしてあげて欲しい。

自治体単位で進めておられるところもあるようですが、タクシー事業としても早いところでは既に始めておられるところもあるようです。


乗り合いタクシー「くすまる」



高齢者のフレイル予防

介護予防

免許返納

とか言うのならそれに応じた策を講じてあげて欲しいなあ。