MUSUBU marriage 事業サポートのKです。 

 

突然ですが、先日誕生日を迎えた弊社のアラサー女性スタッフが私に言いました。。

「今年は王子様が降ってくるのを待つことにしました!!」  

ええ、もちろん彼女は冗談で言っています。  

 

でも、  

「女性から アプローチするのってどうなのかなぁ?」 

「女性から告白するのってどうなの?」 

「女性からプロポーズを迫るのはちょっと、、だめですよね?」 

と考えている女性はいるのではないのでしょうか。 

 

今回は、ディズニープリンセスの歴史を紐解きながら、令和婚活女子のあるべき姿について語りたいと思います。 

なぜ急にディズニーなのかというと、ディズニーはマーケティングに強い企業なので、時代の流れをよく表しているからです。 

 

ウォルト・ディズニーが初期に制作した「アリス・コメディ」という作品は、アニメキャラの中に「女の子」だけが実写で演技をしております。アニメと実写の融合ですが、これはその時代に「アニメのみの映画」がありえなかったことから、まずは人間とアニメの融合で短編映画をつくったという歴史があります。その後、市場に受け入れられるか反応を見ながら「アニメのみ」に移行していったという背景があります。

 

初期からマーケットの反応を見ながらアニメを制作し、創立者のウォルト・ディズニーが亡くなったあともディズニーらしさを保ちながら、時代にあった作品を世に出し続けているという企業としても素晴らしい会社ですね!

持続可能なビジネスという観点でも尊敬が止まりません!!

 

それでは、時系列でディズニープリンセスの行動や性格について見ていきましょう! 

 

 

 

  白雪姫(1937年公開) 

 

ディズニーの初期作品である「白雪姫」の挿入歌である「いつか王子様が」の歌詞を皆様はご存じでしょうか。 

メロディーはディズニーランドでもよくBGMとして耳にしますし、知っている方が多いと思うのですが、意外と歌詞ってあんまり聞かないんですよね。 

その歌詞はこちらです。 

 

 

えっ!短い! 

サビのみとかではなく、歌詞はこれですべてです。 

それ以上に驚くのが、圧倒的な受け身!! 

受け身というよりほぼ妄想!! 

ほぼ妄想で「王子様がいつかきてくれる、そんな日を夢に見ている」と歌っているだけで、それが現実になってしまうのが1930年代のプリンセスパワー!! 

 

普通にうらやましいです。 

 

 

  眠れる森の美女(1959年公開) 

一気に時代は20年進んで、日本も昭和になりました。 

私は、眠れる森の美女に出てくるマレフィセントが主役の実写映画、2014年公開の実写映画「マレフィセント」を見るにあたって、予習のために「眠れる森の美女」を見たんですよ(真面目ニヤリ) 

「マレフィセント」をみて、悪役側の立場で映画をつくる点に時代の変化を感じましたよね。 

世界は単純に「正義」と「悪」で分かれているのではなく、それぞれに思いや考え、置かれた立場があり、多様なものの見方が求められる時代を反映する作品でした。あと、アンジェリーナ・ジョリーが圧倒的に美しい。 

 

さて、マレフィセントにも出てくる眠れる森の美女のオーロラ姫が出てくる、1959年の映画「眠れる森の美女」を見たところ、だいたいほぼ寝ているだけでした。 

いや、生まれた瞬間からよくわからない嫉妬の対象になっていて、16才で死んでしまう呪いをかけられたり、その呪いのせいで両親から離れて森の中で妖精さんたちに育てられたり、と確かに生い立ちは圧倒的に不幸。 

圧倒的に不幸なところとプリンセスのビジュアルで充分に視聴者の共感は得られると思うのですが、、、 

王子様ともたまたま出会っただけで、オーロラ姫は特に「自分の強い意思で行動を起こす」描写は特にありません。 

 

運命に翻弄されて、眠っていたら王子様がキスをしてくれます。 

圧倒的ビジュアルと王家という生まれがあってのことです。 

うらやましさが止まりません。

 

  美女と野獣(1992年公開) 

時代は一気に進んで、1992年。日本も平成に入りました。 

 

「美女と野獣」のプリンセスであるベルは、よく本を読んでいます。 

知的好奇心の高いプリンセスは、それまでのプリンセス像と比較すると新しさを感じますが、周りからは「変人」扱いです。 

「謎めいた子だよベルは~」と街の人も歌っています。 

 

ちょっと本を読んで空想しているくらいで謎めいた子扱いされても困りますけどね。 

現在を生きる私たちからすれば、当たり前じゃない?という感じです。 

 

そう考えるとベルは、「女の子なのに勉強なんて・・」という時代に、「女の子だからとか関係ない、やりたいことをやる」という自分の意思を持った先駆者なのかもしれません。 

 

ベルは、発明家であるお父さんが帰ってこなかったことがきっかけで、自ら馬に乗って、森へ入り、父親の身代わりとして城に留まる決断力や行動力があります。

そして、城で呪いをかけられている人々や野獣の姿である王子様に対しても、見た目に惑わされず、偏見を持たず接することができる意思の強さを持っています。

 

これまでのディズニープリンセス像とは一線を画す新しい女性像を感じます。 

 

 

  アラジン(1992年公開) 

「美女と野獣」と同じ年に公開された作品「アラジン」のジャスミン姫も、なかなか個性的なプリンセスです。

王女であるとばれないように変装し、市場に出かけてアラジンと出会います。なかなかアクティブです。 

 

ジャスミンは砂漠の王国にある王宮で暮らしており、様々な国の王子様がわざわざ遠方から求婚に訪れますが、すべて断っています。 

「どこかの国の王子様と結婚しなければいけない」というプレッシャーは「周りが決めた幸せ」や「一般的な幸せ」を押し付けられ生きにくさを感じている現代の女性にも通じるものがあるのではないでしょうか。 

 

ジャスミンは「自分の人生は自分で決めたい」と考えており、求婚にやってきた王子様に対しても、「王子様」なら誰でもOKじゃない!自分の好きな人と結婚したい!と塩対応。 

意思の強さを感じますね。 

 

ジャスミンも、生きづらい環境の中で、自分の意思を大切にしたい女性の先駆者として描かれているのかもしれません。 

 

 

  塔の上のラプンツェル(2011年公開) 

さらに時代は進んで、平成後期になりました。 

「塔の上のラプンツェル」のプリンセスであるラプンツェルと結ばれるのは、もはや王子様ではありません。

王子様ではないどころか、大泥棒のお尋ね者です。 

 

ラプンツェルは生まれてから18年間塔に閉じ込められていました。

そうとは思えない圧倒的な運動神経と行動力、そして前向きさで、まさかの塔に泥棒にやってきたフリン・ライダーを手なずけ、お外の世界の荒くれ者ともお友達になります。 

紆余曲折ありつつも、「毎年、自分の誕生日に遠くに見える空飛ぶ光を見に行きたい!!」という願望を叶え、最終的には本当の両親である王様・王妃様と再開し、フリン・ライダーと結婚します。 

 

ラプンツェルがもし、「待っていたら王子様来ないかなー」というスタンスであれば、一生老婆のマザー・ゴーテルの言いなりであり、フリン・ライダーが来ても「あ、なんだ、王子様じゃなかったー」と思って終わりです。 

何も起こりません。 

ラプンツェルが幸せになれたのは、自分の意思で行動したからです。 

 

 

  アナと雪の女王(2014年公開) 

「アナと雪の女王」もすでに10年前だということに今、衝撃を受けていますが、平成もほぼ終わりかという時代になりました。 

 

アナと雪の女王では、姉妹が力を合わせ、もはや王子様をぶっ飛ばします。 

待つのでもない、探しに行くのでもない、ぶっ飛ばす!! 

ハンス王子は本当に悪い奴ですね。彼の表情には絶妙に腹がたちます。 

 

妹であるアナは序盤、お外の世界との接点の少なさから、ハンス王子の「僕も同じこと考えてた★戦略」にハマってしまい、騙されてしまいます。 

この「僕も同じこと考えてた★戦略」は冷静に考えれば本当に簡単ですよね。

相手の話を先に聞いて、「僕も同じー!」といって何か思いあたる似たエピソードを語るだけで相手に運命を感じさせるという・・・。 

これはもしかしたら現代を生きる女性への忠告なのかもしれません。 

チャラ男やヤリ目、ナンパ師の手口にもこのようないくつかの戦略があり、それに簡単にだまされると痛い目をみるよ、というメッセージと受け止めましょう。 

 

そんな中、アナは、圧倒的なポジティブさで「妹である私がエルサと話せば、この冬を終わらせられるはず!!」と雪山へ飛び出します。道中ではクリストフに助けられながらも、最終的には瀕死の状態にも関わらず、エルサを殺そうとするハンスから身を挺してエルサを守り、愛を示します。信じる力と行動力が圧倒的ですね。 

 

一方で姉のエルサは、魔法を隠さなければならないプレッシャーから、妹のアナとは正反対の後ろ向きな面も描かれますが、最終的に、相手を心から思いやる「真実の愛」があれば、雪を溶かすことができると気づきます。

 

これはおそらく、自分と向き合うことの大切さを婚活女性にも教えてくれているのではないでしょうか。 

エルサも両親の教えに従い、幼少期から我慢に我慢を重ね、「こうでなければならない自分」に長く苦しんでいます。

長く自分が悩んでいたことが、言ってしまえば「無駄だった」「やり方を間違えていた」というのはなかなか受け入れにくく、苦しいことですが、「抑え込まなければ、、」と我慢していた魔法の力を最終的には愛の力でコントロールし、晴れやかになる表情が印象的ですね。 

「自分の弱さ」と向き合い、「相手のためにできることは何か」を考えることで、思わぬところで道が開けるかもしれない、というメッセージかもしれません。 

婚活においても、お相手探しもそうですが、自分と向き合い、自分を知ること、そして行動を変えていくことは大切です。

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みなさん、もうわかりましたね。 

 

そう、令和時代の女性には「自分の意思」「行動力」「決断力」が求められています。 

周りを見てみても、結婚している人と、していない人の差は、恋愛経験の豊富さや、モテて来たかどうかはあまり関係なく、「結婚したい」という意思の有無や強さ、そして「結婚に向けて行動したか、しないか」の違いではないかと思います。 

 

結婚相談所は、婚活のルールやステップも決まっており、「どう行動すべきか」がわかりやすいこともメリットのひとつです。 

少しでも気になったら、まずは無料相談でお話を聞かせてくださいね。

お待ちしております! 

 

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