塩宇の古い荒神様 | 周防大島・塾と田舎暮らし

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木村学習塾通信『むすび』  山口周防大島の小さな学習塾の通信です
<教える-教わる>の関係から、一人ひとりが結び合った関係に。子どもも大人も。そんな願いを込めて『むすび』。















昔の荒神様が小高い山の上にあったと以前近所のおばあさんから聞いたことがありました。
農道を建設するにあたり移動したとか。
にぎやかなお祭りもあったそうですが、私は新しい荒神様しか知らず、お祭りも全く知りません。

幼かった息子が友達数人と「探検」と称し山の中へ入ったところ、この古い荒神様だろう祠を見つけました。今日私は初めて案内してもらい行ってみました。
建物は発見したときよりもさらに痛みはすすみ倒壊寸前の状態。







「寄進惣氏子中」とある石碑の年号は「安永」と読めます。
安永は1772年から1780年までということなので今からおよそ240年前。



この祠のある場所は広く平らに整地されています。
ぐるりと石垣もみられます。
まわりの竹や雑木がなければかなり見晴らしはよさそう。
少し手をかければ見晴らしの良いきれいな場所になるのでは・・・。

場所は安下庄の塩宇。
ここのことを詳しくご存知の方はいらっしゃらないだろうか・・・。