and then I realized he wasn't only the king for class.
大いに彼を見直した日だった。
同時に、私じゃ彼みたいに振舞えなかったと実感した日。
そもそもELCは小学校みたいな場所。
みんなの語学力が十分じゃないってことも手伝って、
コミュニケーションも身振り手振り、振る舞いも自分の国で同年代と話すのとは
全くといって良いほど要領が違うもの。
そして何より色んな人間がいる。
異常に自信過剰・劣等感過剰なひと、
無関心すぎるほど距離をとっているひと、
一回りも年が違くてお母さんみたいなひと、
弟・妹みたいなひと、
癒しオーラ満載のひと。
その中でも、コドモみたいな振る舞いをする問題児最年長の彼。
クラスを笑わせて、周りの子からかいまくって、うちのガムまで気がついたらいつも食べていて、
しまいにゃ先生にも呼び出されて警告まで受けちゃったヤツ。
からかいまくるあまり、最年少の女の子に好かれたわけで。
彼女、思いを打ち明けたけれども、結果は実らず。
彼女のショックは相当大きかったようで、落ち込んで泣く日も多々あった。うん。分かるわ、それ。
普通、オトコはその時振った子に対してどう接するかね?
オトコじゃないから分かれないけど。。
彼はいつも彼女と顔を合わす度に「大丈夫?」って聞いていたそうな。
最初はなんともまぁ無神経なヤツやなぁ!と思ってたけれども、それが彼の優しさだったんだって今日知った。
彼は彼の考えを彼女に話したという。
自分と彼女は違いすぎる
彼女には未来がある
自分には型にはまった未来が待っている
歳も歳だから、結婚を考えて付き合う人を選ばなきゃいけない
これって言い訳?
そんなことない。これは彼の真剣な考えだ。
彼女は彼を非難してしょうがなかったけれど、この言い分、考え、すごく良く分かる。
恋愛や愛を言い訳に未来から逃れることはできない。
ナショナリティーも違えば結婚の可能性なんて無に等しくなってしまう。
年の所為?
リスクを避けた生き方をしようとするのは。
どう話しても、彼女にこの考えは理解し難かった。
それでも、彼は彼女を嫌ったりなんかせずに、彼女が理解するまで落ち着けるまで、
話して理解してもらおうとして、ちょっと長生きしている人間のサンプルを彼女に示そうとしたんだ。
私はただ厄介な気を紛らわすことから逃れたい一心で、
彼みたいな振る舞いはできなかった。
自分を良く見せていたくて、
ただこれ以上困惑したくなくて、
また無邪気な言葉と考えで否定されるのが恐くて、
逃げて避けて直面するのを避け続けて、
それ故傷付けて落胆させてしまったやもしれない子がいる。
今考えてもどうしようもないけれど、
彼の隠されたやさしさに、少し触れた気がした。
そんな人でありたい。