まさかの2試合連続逆転負け。



仕事でしたので、ライブ観戦は出来ず。

プロ野球にニュースで確認。

外﨑修汰の先頭打者アップルパンチで始まり、

4点もリードしながらの逆転負け。

本当にマリンスタジアムには相性が悪い。



普通に見ればポイントは二つ。


8回、

人工芝なのに何故かイレギュラーバウンドで

失点した場面。

それと、最終回の二つの申告敬遠。


私が見るポイントは3つ。

時系列で見ると、

一つ目は、鈴木将平のスライディング。


若林楽人の中前適時打に、

三塁走者の栗山巧がホームイン、

二塁走者の鈴木将平は際どいタイミングに

真っ直ぐ足からのスライディング。

捕手の動きを見ながら送球は何処に来るのか、

どうスライディングすれば良いかと

考えながら走れば、

真っ直ぐのスライディングはプロとしては無い。

回り込んで手から行けばチャンスはあった。

鈴木将平は、今シーズンこんな走塁が多い。

走塁コーチは指導しているのだろうか? 



二つ目は、

松本航の替え時。

球数の多く投げさせても  

使い減りしない投手ではあるが、

この日珍しく四球も無く、5回まで無失点。

6回に2点失点、この時点で球数93、

まだリードしているし続投させたいのは当然。

しかし、普段の松本航の投球からすれば、

ここまで無四球と言うのは

相当気を遣っていたはず。

ここは投球数より内容や松本航の状態を鑑みて

7回頭から継投だったと思う。


そして3つ目、

一番大きかったのは、


9回1死髙部の打球を三塁打にしてしまった、

鈴木将平の守備。

俊足の髙部を三塁に置いたことで、

二つの申告敬遠で満塁にしてサヨナラ負けに

繋がった。

届かない打球を無理に取りに行ったのが判断ミス。

届かないのだから見送って

フェンスに当たるのを処理すれば、

良くてセカンド止まり、

三塁に行かせることは絶対になかった。

1死二塁なら対策も変わっていたはず。


こういった細かいミスの積み重ねが、

命取りになる。

いつも言っているが、

センスだけで野球をやっているようなら、

これ以上の伸びしろは期待できない。

そこを潰さずにどう指導していくのかが、

プロの指導者。

結果として勝っているライオンズだが、

本当に強く、勝ち続けるなら、

今年優勝したとしても辻監督には

勇退していただきたい。