今回のブログは、沖縄空手と日本泳法の身体操作は類似していると考えている私の私見であり、批判は覚悟の上で書きます。

このブログは沖縄空手のブログですが、身体操作としては無関係ではないので、今回は日本泳法について書こうと思います。

なお、今回取り上げるのは身体操作が理解しやすいのでに、平游正体(ひらおよぎせいたい)とします。

かなり昔ですが、以前ブログで日本泳法の身体操作と、沖縄空手の身体操作の類似性をのべました。

その一部をさらに詳細に、尚且つ違いについても書きます。

無想会の沖縄空手では広背筋と腸腰筋の収縮によって技を出します。

新垣師範曰く、チーターが走る際の前足で地面を蹴り、後ろ足を前に出して、体を縮めた状態と同じだそうです。

平游正体では沖縄空手と同じく広背筋と腸腰筋の収縮を行います。

ただ、日本泳法の場合は、それらの伸展も重要となります。

すなわち、収縮の際に前の腕で水を掻いて体を浮かすと同時に足を曲げ、伸展の際に足で水を蹴り手を前に伸ばすのです。

つまり、チーターが走りそのままの動作を行っています。

我々人間は、四足歩行の動物から進化しましたが、自然な身体操作には、この片鱗があると思っています。