午前中、お決まりの「セグロアシナガバチの巣の様子の観察を始める...」

...実は、巣を発見した当初...




疑問:...他の働きバチの眼と写真の個体の眼の色は何故違うのか?】と不思議に想っていたところ...

応答:ネットにて、羽化後間の無い個体の眼の色は黒っぽい。】と言うことが判った。




(2024:7月31日)...巣上にて、体長約35mmの新女王バチ(を想わせる個体)を見付けた。




(2024:8月3日)... 営巣女王バチが産卵するのは7月末辺りまでだとの説があったが、新しく産み付けられえた卵を見付けた。だが、この卵が無事、羽化どころか孵化するかどうかは解らない。




(2024:8月3日)...働きバチの朝、最初の仕事は巣の水まきなのだそうだ。水を咥えた働きバチの姿に納得!




(2024:8月3日)...巣拡張のための巣材集めは7月末辺りまでとの説があるので、咥えている巣材は巣のメンテナンスや保全のためのものなのかもしれない。




(2024:8月3日)...捕えた餌を、掌替わりに触角を利用し丸める働きバチ。




(2024:8月3日)...毎日観るに、巣上にオスが固まっている。




(2024:8月4日)...この辺りの、早朝の雷雨の影響だろうか?水滴を咥えているオスの姿を見掛けた。




(2024:8月4日)...アシナガバチが蛹に成る時ワザワザ蓋をするのは湿度保全のためもあるらしい。羽化には、通常以上の湿度が必要だと想われている。




(2024:8月4日)...やや大きめの働きバチが還巣したところ、巣で待ちわびていた働きバチ皆が、やけに歓迎したかのように観えた。その後、他の働きバチと何か口移しをしていたようだが、集めた餌(甘い、ヨコバイなどの分泌物や、ある種の植物が葉の表面に分泌する物質か、或いは熟果の汁)を分け与えていたのかもしれない...

...と、ほんの数分の間セグロアシナガバチの巣を観ていただけで、不思議であり、実に面白い行動を目にすることが出来る。巣に触らぬよう気を付け、様子を見守るだけで気分が高揚出来るのだから「セグロアシナガバチの巣観察」は、主治医にお酒を止められた私にとって、欠かすことの出来ぬ...

...無くてはならないとても有難い代物だ...