主人「やれ...うるさい!(#^ω^)」と、朝方クマゼミが止まり...けたたましく鳴く庭木を蹴飛ばし、そのお陰で朝露の返り討ちにあった...

私(アホじゃねぇ~~~m(__)m...クマゼミの鳴き声なんて昔からうるさかったはずなのに...💦)

主人「...昔はこんなにうるそうなかったんじゃけどのう...近年はおかしいのう...(#^ω^)」と発したこの主人の発言にピンときた私は、その...


疑問:何故近年は、よりクマゼミの鳴き声が大きく感じられるようになったのか?】を調べてみた。

応答:一言で言えば「地球温暖化が大きな要因の一つである」らしい。以前はクマゼミの孵化も8月上旬であったが、地球温暖化によって孵化のタイミングが早まり7月中旬(梅雨時期)となり、特に気温の高い都市部では梅雨の間に孵化できるクマゼミが多くなったがために生存率が高まり個体数が増加した...とのこと。】


疑問:では何故、梅雨時期に孵化できるとクマゼミの個体数が増加するのか?】

応答:小さな幼虫は固い地面を移動することが難しい。がその反面、雨が多く地面が柔らかい時期に孵化すると土中に潜りやすくなりその分、生存率も高くなる。と考えられているのだそうだ。「参照:森山 実(2013):クマゼミの生理生態学より:(ネットにて)」】


 近年我庭に訪れるセミと言えば主にクマゼミなのだが、早朝から大きな声で鳴くクマゼミと他のセミとを見比べてみると面白いことに気付く。例えば...




 

 

 





...大きな声で鳴くオスに、にじり寄るオス...


疑問:本来、メスを誘うために大きな声で鳴くはずのオスが何故、オスに向かって近づいていくのか?】

応答:「連れ鳴きの効果=一匹のオスだけでメスを呼んでも効率がよくなく、仲間のオスと協力して大合唱することで、オスの声がより遠くまで届くようになる。」といった効果が出るらしい。それでなくとも他のセミに比べより大きな声で鳴くクマゼミにそれ以上の効果を望むのかどうか定かではないのだが...
(*:ツクツクボウシ・アブラゼミ・ニイニイゼミは一匹で鳴くケースが多いそうだ)(ネットより)】





 午後になり、アブラゼミが姿を現した。早朝から午前中(我が家の周りでは午前9時半辺りまで)にけたたましく鳴くクマゼミとは異なりアブラゼミは早朝と午後を中心に鳴くのだそうだ。


疑問:では何故、セミは種ごとに...鳴く時間帯が決まっているのか?】

応答:種によって鳴く時間帯を変えることで、メスに...よりオスの位置を判り易く伝わるよう進化したのだそうだ。(ネットより)】


 県北の山間部で生まれ育った私は正直、高校を卒業するまで一度も目の前で本物のクマゼミを目にした事が無かった。小学生時代は「昆虫の図鑑:小学館」のページを開いては、幻のセミ...大型のセミ...クマゼミを眺めては(いつか目の前で観てみたい!)と憧れていたのだが、大人に成った...今...現在...

 

...この市内で初めてクマゼミを目にした...その時の衝撃すら、きれいさっぱり忘れてしまったほど、セミに対する感性がシラケたものに成ってしまった。...しかし...

...又、こうして改めて、セミの生態に関して...触れ探ったことで再び興味関心が湧いてきた...


...今度は是非、幼き頃には手を伸ばせば捕まえることが出来るほど何処にでも居たニイニイゼミを観、カメラに納めてみたいと願っているのだが、我家周辺ではなかなか叶わず...

 

...午後ともなれば、周辺の緑が減少してしまったこともあり、早朝あれほど響いたクマゼミの鳴き声はおろか...ニイニイゼミ...もちろんアブラゼミの鳴き声すら遠く...微かに...


主人「...ああ...朝だけ我慢すりゃ~ええんじゃけ~~~我慢...我慢...」

私(...セミの鳴き声って...夏の...最高のBGMなのになぁ~~~😢)