窓を開けると同時に入り込む冷たい風...
 いよいよ梅雨入りだな...(心が沈む)

 仕方無い、虫写真を広げ...遊ぶとしようか...




...一見(ガガンボかな?)と想ったが、よく観ると体長約7mmのイトカメムシだった。こういったカメムシも居るところが虫の面白いところでもある。だが...




...フジの葉裏で見付けたマルカメムシの卵を....




...フジの新鞘に群がる成虫に呆れたがために、捕獲し観察し続けなかった。そこに訪れる(かもしれぬ)寄生バチも居ただろうに...出会いを逃し後悔しきりだ😢




 足元で這う体長約4mmのシラホシカメムシ類の幼虫(マルシラホシカメムシかな?)にも懸命にカメラを向けたっけ...


...そう言えば、今年は地球温暖化の影響もありカメムシの当たり年だとか!?

(特にクサギカメムシ、ツヤアオカメムシ...そして...)




...チャバネアオカメムシの3種は盛んに地上を舞ってるそうだ。




 白いニンジンの花上では目立つ体色も、ほんの少し茶色めいた柿の葉上では、紛れる体色のお陰で目立たない。これも生き抜く技なのだろう。更には...




...(越冬型の個体)は枯れ葉に紛れる体色で隠れ生き抜いている。

(2014:1月17日撮影)

 10年前に撮影した写真だが、「どうやらこの頃は既に、一眼レフにマクロレンズを付けて撮影していたようだ。」

 

 更には...




...その頃習慣と成っていた大型書店の(生物学の棚)で見付けた「デジタル一眼レフで撮る四季のネイチャーフォト:海野和男著:2009年6月初版発行」をも購入していたようだ。

 煩わしい病のせいで、余程の用事でない限りは単独で屋外に買い物に出ることも出来ない私は今や書店にも行けず、我家に並ぶ本棚から虫本を選び再読している。


 この書の「海野氏のはじめの...」

「...ネイチャーフォトを撮るためには、被写体に対する知識があったほうがよいのですが、最初から知識をもっている人はいません。写真を撮りながら、自分が惹かれた被写体について調べて行けばいいのです。写真を撮りながら昆虫博士や植物博士になればよいのです。...」と記されてたこの言葉に、私の心は強く揺さぶられた。


(...成程...ならば...今回も...)


【疑問:何をきっかけに、チャバネアオカメムシ(越冬型)の体色は褐色に変化するのでしょうか?】


(惹かれ抱いた被写体に対する疑問について調べたところ...)


【応答:チャバネアオカメムシ(越冬型)は、越冬前に体色が変化し越冬後に再び緑色に戻るということが明らかになっていることから、(11月頃の寒さ)が引き金となり体色が変化するものと考えられている...のだそうだ。】

 
(...成程...抱いた疑問が解明することがこれ程素晴らしいことだとは...だから...私も...自身に抱いてる疑問が一日も早く解明することを願って止まぬ...)