...観たところ、庭を占める今年一番のクモ率はササグモ(↑写真はメス)で、庭木の至る所で餌を捕えている。出来れば...




...フジの新芽に蔓延る植物の敵をも捕えてもらいたいものだが...




(...と...この、体長約1mmの虫は何ものか?)...「ほほう、こちらはミドリグンバイの幼虫だな...で...」




(...こちらの体長約2mmの個体は?...)...「どうやら、キジラミの一種のようだ。」


 不思議なことに、今年はセマダラコガネの来訪がやたらと多い。




 ↑はオス




 メス




 ↑は黒色型のメス

 一言で「セマダラコガネ」と言っても、こうも多様な様相・模様をしている。幼虫が芝生の根の害虫とは言え、こうも私の心を賑あわせてくれるのだから、捕えつぶさずそのままにしておいてやろうではないか...




...梅雨入り前にフイリガクアジサイがいい感じに花開いた。(どれどれ、多様な虫を誘ってくれないかな...)が、花を観る際の常日頃からの虫好きの...そもそもの私の願いであり、鑑賞、感情だ。




 ニンジンの花も今が丁度満開。例年なら、多様なハナアブにハナバチの仲間が訪れ、私を愉しませてくれるのだが...(おかしい?)...今年は...




...体長約3mmの甲虫...ヒメマルカツオブシムシが、いの一番に訪れ吸蜜した。ヒメマルカツオブシムシの幼虫は、ウールの衣類に穴をあける害虫だが、成虫は、花の蜜を餌としている。

「今年は特に、アリ類にハナバチ類を含めたハチの仲間に興味を抱いている。」

 

 以前記したが、新型コロナが流行る前は気分転換によく大型書店に訪れ、生物学コーナーの棚で(虫の生態に関する書物)を探し購入していた。かと言って、私はとりわけお小遣いが多い訳ではない、オシャレなど、自分にかけるものは極力控えてるつもりだ。ここ最近は、その頃購入した「寄生バチと狩りバチの不思議な世界:前藤 薫編著」を読み、ふけっている。

 人それぞれ困り事に悩みがある。かと言って、その全てを解決できるわけではない。ならば、何かで発散しなければならない...

「...私の...その発散方法は...(虫観察)であり(虫に関する書物の講読)なのだ。それを誰も止める事は出来ないだろうし、咎めることも出来ないだろう。」