我家周辺の緑が無くなって以来、全くとは言わなくとも(かなり)飛来する虫の数が減りました。それでもによって我庭に植物のタネが訪れてくれるお陰で...



...カラスノエンドウ(植物)に訪れたソラマメヒゲナガアブラムシ(虫)に出会えたり...




...オッタチカタバミ(植物)に訪れたワタアブラムシ(虫)と体長約2mmのルリアリ(虫)との共生を発見したり...


「訪鳥+爽やかな風+植物+虫=ヽ(^o^)丿」




...アベマキ(ブナ科:どんぐりから育てました)(植物)の芽に訪れたクワナケクダアブラムシ(虫)とハリブトシリアゲアリ(虫)との共生を観察できたりと愉しませてもらってます。

(私のなかでは、そもそもアブラムシが発生しなければ虫の物語が始まらない...の想いがあります。これって...もしかすると植物ファンの方からお叱りを受けそうですけどね💦)

...ですが...




...ヒトにとっての害虫も居れば、その害虫を捕餌する益虫も居ます。先日紹介したアズチグモ(クモ類)(虫)もそうですね。




 グミの葉上(植物)ではしっかりとネコハエトリ♀(虫)がヨコバイ(虫)を捕餌し、グモの木(植物)を守ってくれてますね!




 アベマキの葉上(植物)では、ネコハエトリ♂(虫)が極小の(虫)(種名不明)を捕餌してますね!又...


...林や森、草原、そして庭にも、想わぬ自然の生き物の死骸が転がってる場合がありますね。ですが、その死骸をも...




...こうして...アリの仲間(虫)が巣へ運び...後に(自然)へと返してくれています。(↑:コガネムシの幼虫(虫)に群がる体長3mm弱のトビイロシワアリ(虫)


 さあ最後に...花ファン(植物ファン)の方々の強い味方(虫)を【生物学著書】により紹介しますね...




...ヒラタアブ類(ハナアブ類)の幼虫(虫)はアブラムシ(虫)を捕餌する種が多いだけではなく、その成虫(虫)のほとんどが花を訪れる習性を持っていて、特にメスは卵をつくるため、タンパク質を多く含む花粉を採取し送粉します。一見、意味の無い小さな虫に視える(?)ハナアブ類:ハエ目(虫)ですが、しっかり(送粉者)として、花の強い味方となってます。又、その(送粉者)としての一番心強い味方が...






...↑:ハナバチの仲間(虫)です。個体数が非常に多いハナバチ類は、幼虫を養育するための食糧を花粉と花蜜だけに依存していることもあって、そのほとんどの体が毛で覆われていて花粉が体表に付着しやすい特徴がある上、飛行能力が高く、遠くの花まで花粉を運搬することが出来るので、とても優秀な(送粉者)なのだそうです。
【以上:花と昆虫のしたたかで素敵な関係(受粉にまつわる生態学):石井 博著より】


 大好きな(虫)を中心にその繋がりを観ると、飛来する(鳥)の糞に含まれた(タネ)によって(虫)が好む(植物)が生え、そこに訪れた(虫)がまた(虫)を呼び、(風)によって飛んできた(タネ)から育った(花)もまた(虫)を誘う...これら全ての繋がりがまた...私達自然好きの(ヒトビト)皆をも歓ばせる。...ああ...この...果てどない生物の繋がりの素晴らしさよ...(*^^)v\(^o^)/(*^^)v