生徒が一次選考を通過しました!
東京藝術大学付属高校の試験日程は、
最初の二日で専攻実技、
中一日挟んで、
次の二日で学科・楽典(音楽的素養)試験です。
最初の専攻実技の二日間で足切りが行われます。芸術高校なので当たり前なのですが、
弾けてナンボの厳しい世界です。
ここで基準に達してないと、学科は見てもらえないという訳ですね。
藝大付属の倍率は例年約4倍、
言わずと知れた国内最難関校です。
この専攻実技を突破することが至難の業。
何年もかけて積み上げた本人の努力が実り、
指導者としてもとても嬉しいです!(^^)
試験の位置付けとしては、
まず実技の能力・才能を見て、
学科で基礎的素養を確認する流れ、
と言えるでしょうか。
因みにヨーロッパの音楽学校の試験も同様の形で行われます。思い返せば、リスト音楽院の修士課程への編入試験とか、めちゃくちゃ厳しい基準だったな…
このあたりの留学・入試事情も記事にしてみようかな。
とりあえず生徒としては、チェックメイトまであと一手のところまで来た訳ですが、先生としてはこのまま大過なく学科も通過して欲しいところです(^_^;)