大阪府藤井寺市・河内長野市でピアノ教室をしています岡本裕美です。

 

先週の日曜日、大阪千代田短期大学主催のピアノコンサートに生徒が5人参加させていただき、聴きに行ってきました。

 

大阪千代田短期大学は幼児教育の学校で、「無料ピアノ教室」という制度があり、そちらに提携教室として登録されています。

 

この制度は進学を希望し、かつピアノの経験が無い高校生が入学まで最大12回のピアノレッスンを無料で受けられるというものです。

(「無料」なのは学生さんのほうで、私は大学からちゃんと謝礼をいただいています照れ)

 

それまでに一切のピアノ経験がない人に数ヶ月でバイエル中盤程度まで導くというのはかなりハードなのですが、これまで受け持った生徒さんはみんなとても意欲的で、ピアノが弾けるようになったことを純粋に喜び、進学していかれました🥰

 

古くからある地元の学校なのですが、実は伺うのは今回が初めてでした。

 

明るくて開放的な練習室。ピアノもよく調律されていました。
本番前の個人練習に使用させていただきました。

 
学生さんの作品かな?
こんなのが作れたら子どもたちも大喜びですね❤️
 
大学のエントランスが今回のコンサートの会場になります。吹き抜けでよく響きそうです。
 
大学の先生や職員の方々の他、学生さんたちがスタッフとして来てくださっています。
 
 
今回が「ピアノコンサートデビュー❣️」の小学1年生Aちゃん。
朝から緊張している様子、更に「演奏前のインタビュー」があることがその場になって分かり😅「大丈夫かな・・・・」と私がドキドキ💦
でも司会をしてくださった大学の先生との受け答えもしっかりとできていました😊

 
「山の音楽家」変奏曲。
左手の伴奏がいろいろ変わる曲です。
しっかり集中して弾けました。レッスンではなかなかうまくいかなかった最後の和音もバッチリ決まりました❗

 
まだ習い始めてわずか半年足らずの小学5年生のKちゃんも「ピアノコンサートデビュー」😊
YOASOBIの「ツバメ」を弾きました。
普段の曲からするとリズムのノリなど難しい曲でしたが、毎日の練習の成果で楽しく弾けました。

 
小学2年生のKちゃんは秋の発表会に続き2回目のピアノコンサート。
本人のリクエストでトトロの「さんぽ」を弾きました。
秋のときもそうなのですが、人前で弾くことに全然動じない❗いやむしろ普段のレッスン以上に元気にのびのびと弾くKちゃん。
本番に弱い私にその度胸を少し分けてもらいたいです😂
 


河内長野教室に通われているK子さん。
曲は松任谷由実の「春よ、来い」。時代を超えた名曲ですね。この季節にピッタリ。
で、よく見ると、お洋服がお花のアレンジメントともピッタリ!!💕


 
私の母の年齢に近いY子さん、いつもバイクで30分の道のりを通ってきてくださっています。
秋の発表会ではベートーヴェンの悲愴ソナタ2楽章、今回は「エリーゼのために」を演奏されました。
ご家族のお世話やご自身のお仕事もされながら、ピアノの練習もコツコツ続けられて、人生の先輩として尊敬しています✨
 
 

最後に全員で「世界で一つだけの花」を合唱してコンサートは終わりました。

 

コロナ禍に入った3年前、自分の出演する演奏会はことごとくキャンセル、生徒の発表会も中止または内容の変更、規模の縮小を余儀なくされ、レッスンは制約だらけに・・・・

少し落ち着いてきた今、マスク姿ではあるけれどようやくここまでできるようになったことを考えると、歌いながら涙が出そうでした。

 

生徒さんや保護者の方にはとても喜んでいただき、私も普段メールや電話のやり取りのみの担当者の方にお目にかかれて、大学の様子もよく分かり、参加してよかったです。