アトピーには大きく分けて二つ。

無神経アトピーと神経質アトピーがあるんじゃないかと僕は考えています。

無神経アトピーは主にステロイドだけ塗ってて、健康に対してまったく無頓着な人。

食事も生活習慣もてきとー。自分のアトピーは”体質”とか思っていて、「治らないもの」とも思っているかもしれない。

ステロイドは消毒薬みたいなイメージで「ステロイドを使って菌をやっつける」とかそういうイメージでアトピーを考えている。

これはちょっと捉え方があまりに現代的過ぎるというか、
本質的には病気ってそんなもんじゃないんじゃないかと思います。


☆アプローチ☆
・知ること。やること。

脱ステロイド治療なんてものもあるのだから、ステロイドを使わなきゃ治らないなんていうことはないし、
アトピーを完治させた人がいるというのは事実なのだから
生活を少しでも変えてみたらいいと思う。
食事と生活習慣で必ずお肌の様子は変わる。

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まあ無神経アトピーは別にいいんですよ、正直。
”そんな世界があったのね”って世界が広がることで治っちゃうから。
”アトピーって治るんだ!”っていう感動で治っちゃうから。

(※でも治った後が大事ですよ。なんでもそうですけど。「ゴールしたあとどうするか?」が大事ですからね。)


さてさて、問題なのは神経質アトピーの方です。


思うに僕はこれだったし、
僕の周りの人もこれが多く、
ブログを書いている人なんかも、たぶんこういう類の人が多いんじゃないでしょうか。

先に大事なことを言っておくと、

神経質アトピーの人は、無神経アトピーと違って(というか実は無神経アトピーを一回治した人が神経質アトピーになったりするんだけど)
アトピーを治そうとしている。
治れば良いなと願っているだけじゃなくて、なにかしら治そうとしている。行動している。
でもうまくいかないんだ。

言葉にすれば

”なんで治らないんだろう?”
”なんでこんなに頑張っているのに治らないんだろう?”
”なんで頑張れないんだろう?”

こんなところだろうか。

上から順に、

・何らかの治療をやっているけどうまくいかない人→自分に合わないことをやっているかやり方が間違っている。
・症状を気にし過ぎ→「治る」を魔法くらいに考えていて、待てない。早く早く!って思っている。(「思ってない」と口で言えても心はどうか?という話。)
・もうアトピー治療に疲れている。→失敗体験を重ねすぎて、成功する未来が見えず、やる気が出ない。たまに一念発起してもすぐ途中で萎える。

それでこれって周りの協力があればなんとかなるかもしれないんですけど、上の三人を客観的に見てどうでしょうか。ここから自力で抜け出せますかね?こうなってしまえば抜け出せないくらい、にんげんって「弱い」生き物なんじゃないでしょうか。そんなに自分って強いですかね。


☆アプローチ☆

そういうわけで、僕は最近、神経質アトピーの人は”人を頼る”が最善策と思っている。

ここで、いままで知らなかった無神経アトピーへの治療法を試すことで、もう一回治そうとして
それで挫折して自己嫌悪したり、、、

頑張る方向が合っていたらいいんだけどね。

神経質=考え過ぎ=思いが強過ぎる
からさ、頑張る方向を間違えやすいんですよ。
思いが強すぎるとあらぬ方向にいっちゃいますよね。あれです。
(例:漫画に出てくるモテないキャラが片思い相手にやる的外れな行動。)

そういうわけで正しい方向に導いてくれる人が必要なんです。

たいていは皮膚科のお医者さんだと思いますが、それはカウンセラーであったり、家族であったり人によって違うと思います。



鍵を握っているのは”ストレス”です。

アトピーを意識し過ぎなんです。アトピー意識過剰がゆえのストレスです。症状とかかゆみとか。

「アトピー嫌だー」っていう心がストレスになり、またアトピーを呼び、そんな風にしてマイナスのスパイラルでぐるぐる循環しています。永久駆動のごとく。


これへの対処法はいままでいくつか書きましたが

最善策の一つが”症状が治る”ことです。


で、症状が治る=結果を出す、だから結果を出す為にいちばん早いのは正しい方向に頑張ることです。

正しい方向に必要な分だけ頑張る。そのためにお金を使う。たとえば専門家に頼る。


神経質アトピー&ステロイド反対派の人(ちょっと前の僕)は

ステロイドで治る人のことを見てなさ過ぎです。
見て見ぬ振りし過ぎです。それも治ったという一つの事実なんです。

「いやいや、ステロイドで治してもまたお前ひどくなるから」って僕はひねくれてたけど、そんなに性格悪いのか笑

~客観視~
「いやいや、そこで楽したらまたあとで苦しくなるんだから」って痩せるお茶とか飲んで痩せた人に向かって太った人が言うのとおんなじです。(画的には)



 まとめ
①無神経アトピーは、気付いて行動して治す。※その後の予防が大事。

②神経質アトピーは人に頼ることで治す。