THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2016 @横アリに行ってきました。
とてもかっこよく、いろいろ感激もしたのですが、
意外とBRAHMANのときのような感情の高ぶりがなく、
(自分自身に対して)こんなものか…と思ってしまったのでした。。

二次選考で、なんとか立見のチケットが取れたものの、
いざ会場に入ると、「立見」とは座席の後ろの通路のところ。
ここで同じ料金を取られたかと思うと少し悔しかったのですが、
比較的正面からステージが見えることと、座席がない分自由に動けることに感謝しつつ開演を待っていると…


600秒くらいからのカウントダウン。
とは言っても、どうせ時間通りには始まるまいと思っていたら、
0になった瞬間、照明が落ち、生楽器が鳴った。

ど真ん中の脳のグラフィックに向かって、左右からビリビリと青い光。
正直これかっこいい。
風変わりな凝った演出ではないが、「RAINBOW MAN」に合わせて動く青い光がなんかかっこいい。
そしてギターの菊池兄がとてもかっこいい。

以降、メンバーや曲、演奏がかっこいいのは当然のことながら、
照明やディスプレイなどの演出がとんでもなくかっこよくて、うっとりしてしまった。


1曲1曲、細かいことは書かないけれど、とにかく思ったのは
”20世紀のイエローモンキー”ファンがもう一度集結してきているということ。
そして、今回のツアーで何ヶ所も回っているファンが多くいそうだった。
「イエモンのライブ」を分かっている常連ばかりの印象で、初めて参加した立場からすると
ちょっと居心地が悪く、ちょっと恥ずかしかった。
セットリスト的にも、ファンクラブ会員向けという感じでついていけないこともあったけど、甘美な曲でした。

演奏に関して書き残しておきたいのは、
この人たちもメンバー紹介するんだ!しかも時間かけすぎ!w
そのあと「SUCK OF LIFE」にふつうに戻っていく彼らが恐ろしい。ということ。

それから、途中どっかでロビンがマイクを持って色気たっぷりな声を出しながら、
そのままEMMAの前に膝をつき、弦をマイクで擦るという謎の行動。
からの、「終わりました。」というロビンの終止符。
意味は分からないけどエロい。
ああいう歳の取り方をしたい。


横アリには思い入れがあるとのことで、Wアンコールもあるかと思ったが、アンコールは1度で終わり。
ラストが「JAM」だったことにはベタすぎる!と思ったが、生で聞いて初めて「JAM」がいい曲だと思った。
(アンコールを求める手拍子が徐々に早まることはなく、声を出すこともなく、
とても落ち着いていたのは女性が多いからなのか、イエモンライブではそういう文化なのか…と疑問を抱いた)

自分が勝手に思っていたような”ロビンのバンド”では決してなかったということ。
メンバー全員、それぞれがロックスターだった。
肉眼で顔までは見えなかったけど、(サポートのキーボーディストを含む)5人が鳴らす音が
あの大きなアリーナに轟き、本当に5人だけかと疑うほどだった。
(さすがに音響もすごいということっすね。)


さらに秋からのツアーと、2017年には今回のツアーのドキュメンタリー映画をやるそうで、
新譜が出たら常連に埋もれても安心なので、もう一度ライブに行きたいと思いました。