先日、ドラゴンボール展 に行って参りました。
開催期間最後の土日ということもあり、大盛況でした。

タカシマヤの入口付近はハイブランドのショップが並んでいて
かなり落ち着いた雰囲気。
きっと、マダムがお買い物するところです。
しかし会場には、学生・子供連れ・外国人、そして何よりカップルの多いこと多いこと。

展示の最初に、全キャラクターを集めたパネル があり、
そのあと第一話の原画(全部)があり、
とにかく人が進まない進まない。
みなさん、原画を見るというよりは漫画を読んでいて・・・

そのあとは、名場面の原画が展示されていました。
神龍初登場の場面をみて、やっぱりこの人の絵が大好きだ!と思いました。
コミックスで読むのとは違う迫力というか、でも細かくて、ちょっと不思議な感覚でした。

そして、漫画家はこんなにもホワイトを使わないものかと衝撃を受けました。
こんなにもいっぱい線を描いていて、細かく背景だの服のしわだの描いていて
1箇所も修正されていないのを見ると、さすが・・・と。
下書きするんですかね?セリフは鉛筆書きが見えていましたが。
ただし、対フリーザ戦のときの、べジータの戦闘服の背中には
べったりとホワイトが塗られていました。ネタバレしていいのかな(笑)
(きっと、肩があるタイプの戦闘服と間違えたのではないかと思われます。)

あとは、色の塗り方がカルチャーショックというか。
デジタル絵で考えると、べたーっと色塗って
上から随所に白を塗って光を表現する(と思う)ので、
白い部分をあらかじめ残して塗っていたのが、すごいなあと。
不器用で、そこまで計算のできない私には確実に無理です。。


その他、扉絵やかつて書き下ろしたと思われる絵があり、
外国版のコミックスがあり(イタリアのは装丁がシャレオツでした!)、
歴代の映画ポスターや、映画や設定資料 など、レアなものがたくさん。

でも、何よりも印象的だったのは
場内はもちろん撮影禁止ですが、写メを撮った人が居て、
それを即座に注意するカップルの彼女のほう。
違法アップロード・ダウンロードが問題視されている昨今ですが、
そういう意識がしっかりしている人を目の当たりにして、
非常にうれしい気持ちになりました。
日本はまだ大丈夫、こういう人がもっと増えたらいいな!と。


そんなこんなで、大満足の展示会でした!
あれで800円はどう考えても安い!
大阪・名古屋でも開催予定のようなので、気になった方はぜひ!
・・・レジさえあんなに並んでなければ、クリアファイルの1つくらい欲しかったなあ。