音楽雑誌『WHAT's IN?』と『PATi PATi』が休刊するのをご存知ですか?
http://www.m-on-ent.jp/press/2013/0408000000.pdf
世の中の需要の変化に合わせ、出版ではなくWEBや専門チャンネルに移行するそうです。

いまの時代、メディアはスピード感を求められています。
だからtwitterがここまで伸びたんだと思っています。
シンプルでもいいから、「かんたんに」、「リアルタイムに」、
情報を入手できることが重視されているのかと。

ただ、それと引き換えに、使い捨てにされている気もします。
次から次へと情報が流れてくるのに対し、ユーザーは全部溜め込むわけにいきません。
取捨選択という見方もあると思いますが、母数が多いとほとんど捨てられてしまいますよね。
手間ひまかけずに得たものには、さほど愛着が湧かない(という意味では、ありがたみもないのかも…)。
待つ楽しみを味わいにくくなっている分、1つの物事へのこだわりも持ちにくいのでは。。

それに代わって、たくさんのものを集めるコレクション性や
それをSNSで共有する楽しみを満たすのは容易になりました。
人間味のないサービスの中で人間と触れ合いたがるという不思議な感覚・・・
便利な時代ですが、大事なことはどこにあるのでしょう。


わたしにとって音楽雑誌は、
待つ楽しみも、情報量も、コレクター精神も満たしてくれる大好きなメディアなだけに、
今回の休刊は非常に寂しさを感じます。
ましてや、Sony Music系の25年続いた雑誌が・・・こういうこともあるんですね。

そんなわたしも、YouTubeのGW企画楽しみにしています。
http://www.youtube.com/user/YouTubeJapan