昨年見た映画DVDについてメモ程度に・・・
ネタバレもあるので気になる方はご注意を。


宇宙人ポール(Paul)―――――――――――――――――――――――
■監督
 グレッグ・モットーラ
■あらすじ
 宇宙オタクのグレアムとクライヴは、キャンピングカーでコミコンを訪れる。
 帰りながらSF関連の観光地巡りをしていると、途中で宇宙人のポールと出会う。
 ポールは一緒に旅する彼らや、旅先で出会う人たちに色々な影響を与えていく。
■自分メモ
 外見は完全なる宇宙人なのに、ポールにはとても親近感が湧く。
 たくさんの知識と、治癒能力を持つだけで、中身は現代の地球人(おっさん)と同じ。
 宇宙人のイメージを覆されたのも含め、痛快だった。
 途中、Max Romeoの『Chase The Devi』が流れてきて
 The Prodigy『Out Of Space』のサンプリングネタとして知っていたので
 これなんだっけ・・・から、プロディジーだ!と思い出せたときは嬉しかった。

スーパーバッド 童貞ウォーズ(Superbad)――――――――――――――
■監督
 グレッグ・モットーラ
■あらすじ
 高校の卒業パーティで童貞も卒業しようと奮闘する。
 今までパーティにも呼ばれなかった童貞3人組が、
 浮かれ気分で、酒を用意したり服装気にしたり。
 警察沙汰に巻き込まれ、ダメ警官と仲良くなり
 酒を飲みながらパトカーでうろうろ。
 次々と起こるハプニングと、いかにも童貞らしい勘違いで
 事態はどんどん面倒なことに・・・
自分メモ
 ポールが面白くて、同じ監督の作品を見ようと借りた。
 「童貞あるある」というか「定番の童貞イメージ」を見事に再現。
 バカバカしさとか、嫌な奴だけど憎めないキャラクターが良い。
 天然モノだから、頭を空っぽにして見れるのがまた良い。

イエスマン(Yes Man)――――――――――――――――――――――
■主な出演者
 ジム・キャリー
■あらすじ
 何もかも「No」と断ってきたカールは、友人の誘いであるセミナーに参加する。
 そのセミナーは全ての判断を「Yes」にすることを推進(強制)するものだった。
 そこからカールのネガティブな人生は好転していく。
■自分メモ
 自身も消極的な方だったので、やってみなきゃ分からないと
 自分を奮い立たせる意味でも大事な作品だった。
 もちろん"全て"という訳にはいかないけど、少しでもできることを増やして
 経験値として積み重ねていきたいし、その方が面白いんだろうな、と。

トゥルーマン・ショー(The Truman Show)――――――――――――――
■主な出演者
 ジム・キャリー
■あらすじ
 生まれてからずっと、生活を撮られ、全世界に放映されているトゥルーマン。
 島全体が巨大セット、家族も街の人も俳優、アクシデントも結婚も人為的。
 彼を取り巻く環境は本当は作り物だが、その中で彼だけが本物。 
 水難事故で父親を亡くした(と思い込んでる)彼は、水恐怖症で島から出られないが
 ある日、自力で船を出し、島を出ることを決意する。
 セットの端までたどり着き壁にぶち当たると、目の前にはドア。
 番組プロデューサーの説得も空しく、彼は本当の「自分」を生きる決断をする。
■自分メモ
 もし自分の人生が、誰かに作られたものだったら・・・
 と考えたら、ものすごく恐ろしい話だと思った。
 「あなたの考え方は何もかも、誰かからの借り物に過ぎない」
 と言われたとき、それをどうしても認めたくなかったのと同じ感覚だった。

フィリップ、君を愛してる(I Love You Phillip Morris)――――――――――――――
■主な出演者
 ジム・キャリー、ユアン・マクレガー
■あらすじ
 スティーブンは交通事故を機に、自分に正直に生きようと決意し
 妻子も居たがゲイとしての生活を始める。
 恋人のために詐欺でお金を作る毎日。
 そして捕まり、収監された刑務所でフィリップに一目惚れをする。
 自分の刑期が完了した後、今度はフィリップのために詐欺を働くが
 フィリップはそんな偽りだらけのスティーブンから離れていく。
■自分メモ
 同性愛と、小さな嘘から立派な詐欺まで・・・愛するが故の犯罪。
 「愛」とは何だと考えさせられた。実話だからすごい。懲役167年。
 スティーブンのIQの高さと愛嬌・コミカルさが、よく組み込まれていると思う。
 音楽が表現する「ゆるさ」も良かった。
 ジム・キャリーが病院服で走り出す姿を見て、イエスマンを思い出した。
 それにしても2人とも歳取ったなあ。