お煎餅屋のおじさん | カメラウーマン

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こんにちは  ウインク

 

 

 

 

 

昨日は

お煎餅屋さんのおじさんと話したくなって

甘酒横丁に行きましたよ  ラブラブ

 

 

週に2回は歩くでしょうか

わたしの好きなウオーキングコースなのです  チョキ

 

 

 

 

前に行ったのは

コロナの数年前です

 

 

 

 

ある日、夫が録画して見せてくれたTV番組

 

お煎餅屋さんが出てくるのですが、

そのお店で撮影されたものなんです  びっくり

 

 

 

東野圭吾さんの「新参者」

 

『あまから』という店名で使われていますよ  びっくりマーク

 

 

 

TVを見て

原作を読んでから、

お店に伺いましたっけ 

 

 

 

ご挨拶後、

おじさんに話しました !

深川に越してから、時代劇や時代小説にハマッた事

 

 

藤沢周平の生まれ故郷、

鶴岡まで行った話をすると

 

 

「わたしは全作品を読みました !」

 

 

それで触発されましたあ  飛び出すハート

 

 

 

最近やっと

東野圭吾の本を読み始めたので、

ひさしぶりに影響を受けたいと思いました  OK

 

 

店に居た数人のお客さんがはけたところで

中に入って行くと

 

お嬢さんらしき人も居て

 

 

「あのう数年前でしたが前回伺ったとき

藤沢周平のお話を聴かせて頂いた者です。

あの時とても刺激を受けまして ・・・

最近やっと東野圭吾さんの本を読み始めたので、

またお話しをお聞きしたくて来ました。」

 

「そうでしたか。」

 

 

 

「藤沢周平の本は未だ未だですが、

私も頑張って全て読みたいと思っています。」

 

「あの人の本読んで、人生観変わった ?」

 

 

 

「そうですねえ、特別ですよね。

暗いし地味だし、ハッピーエンドが少ないし

でも読み終えた後の余韻がすごいです。

それほど多くの作家を知りませんが ・・・

直ぐに次の本に行きたくないと言いますか、

暫くは余韻に浸っていたくなる!」

 

「そうだよね!貧しいし辛い話ばかりで、

でも諦めずに生きていく ・・・

人生論の教科書みたいな。

若いもんに、人生そんなに甘くない!

でも生きて行かなきゃなんないと教えてくれてる。」

 

 

 

あまりに話に夢中になった父親を案じて

お嬢さんが横から私につり銭を渡しました

 

 

そして一言

 

「マスカレードホテルって有るじゃない !」

 

「はい。」

 

 

 

「あれは、そこのロイヤルパークホテルで撮ったのよ。」

 

「えっ、そうなんですか? わたし時々行きます!」

 

 

 

 

 

そんな話題の後におじさんは

 

「東野さん、うちの店の傍に住んでるみたいで

頻繁に此の辺でごはんを食べてますよ!」

 

「へえ、そうなんですか !」

 

 

 

「そうそう、鬼平犯科長と言えば

京都で撮影中はお煎餅を送ってたんだ。

えどや猫八さんが、うちの煎餅好きなんで ・・・」

 

「そうでしたか。」

 

 

 

「ところで、あの藩、何と言ったっけ?海の付く・・・」

 

「海に坂じゃないですか ?」

 

 

 

「そうそう海坂藩、下級武士の苦労話とか」

 

「はい、そうですね。暗くて地味なんだけど

つい引き込まれて最後まで読んでしまう!

普通は、そういう本は途中で止めたりしますが。」

 

 

 

<海坂藩> 「蝉しぐれ」

架空の藩、藤沢の出身地を治めた庄内藩と

城下町の鶴岡がモチーフ

 

 

 

 

 

「そこが彼の上手いところで魅力だよね ・・・」

 

 

 

お客さんが入って来たので

 

「お話、ありがとうございました、また来ます!」

 

 

 

 

 

帰り道に、ふと思いました  気づき

 

おじさんは、どれが1番好きなんだろう ?

 

藤沢周平の書いたものの中で

 

 

あと宮部みゆきも

 

 

 

おじさんが元気なうちに

いっぱい話を聴きに行こう  !

 

 

 

おじさんと話していると

本が好きって

いいな  ピンクハート

 

 

あらためて思います  照れ