卵巣嚢腫の開腹手術の後の生活について

私は、腹腔鏡手術は無理だったので開腹手術でした💡
お腹は縦に切ってます。
傷痕もしっかり残ってしまいました。
傷痕に関しては体質によるものが大きくて、人によっては私みたいに残ってしまう人もいるし、きれいになくなる人もいます。

でも、傷痕は薬である程度薄くなるのでこまめに塗り薬を塗るのが良いかも。

開腹手術をすると、2日くらいは寝たきりです。
足にむくみ防止の圧力かけるエアーをつけて過ごします。

ただ、絶対に安静なので、寝返りもうてずに体がガチガチになって辛かったです。
おまけに、夏に手術だったので、ベッドが暑い。
だから、室内はクーラーをガンガンにつけていました(笑)

寝返りがうてるようになったころに一番気持ち悪かったこと。
今までお腹の中に腫瘍があって、
内臓器官を圧迫していたのですが、
それが全部無くなったので、
お腹に余裕が出るわけです💡


お分かりいただけたでしょうか?


そう、余裕ができた分、上に押し上げられていた内臓が動くんですよ。




左右に寝返りをうつと

ぐにゅー


って、ゆっくり移動していく感じがあるんです。

これが一番気持ち悪かったことです💦



いや、内臓が本来の位置にいくことなので
とっても良いことなんですが

それでも、お腹の中のものが寝返りを打つ度に動くのはさすがに慣れません。
だって、生まれたときからその場所にあって
発達してきてるわけだから
余裕があるなんてものじゃないでしょ??

この内臓が動く感じは
1ヶ月くらいありました。


そういえば、今は開腹手術してもすぐに歩き出すように指示がでますよね?
体力の回復と癒着を防ぐためとかよく言われますが
私も3日目にその時が来たんです。

しかし、いざ立ち上がろうとしたとき
ベッドに腰かけるまではできたんですが
立ち上がって歩こうとしたときに
目の前が真っ暗になって倒れました💦

看護士さん付き添いのもとでの歩行練習でしたが、
あのときに支えてもらってなかったら
顔面から床に突っ込んでました。


これが貧血とか失神と言うものかと
そのとき倒れる瞬間に感じてました(笑)
↑余裕?

結局、歩行練習は次の日に延期に。。
トイレにも行けないので、尿管はそのままです。


そして、次の日はなんとか立てて、歩けるようになりました💡

立って歩けるようになると、やりたいこともたくさん出てきますね。
ただ、ちょっと歩くだけで息切れするので、横になってる率が高かったです。

入院中はやることもないので
売店に行きたい気持ちもありましたが

何せ体力がない!

だから、病棟のフロアを行ったり来たりして、夕日を眺めて「今日も1日がおわるー」って思ってました。
退院してからは体力作りのために、
ポケモンGOをやりつつ歩いてました(笑)
ちょうど流行った時期なので、とっても良い外出のきっかけになりました(^^)
家の前がスポットだったので、最初はまず玄関まで出ることからやりましたけど(笑)


入院中の楽しみは食事💡
最初は固形物が食べれないのでお粥とかですが
だんだん食べられるようになってくると献立が気になります(笑)

私のところは入院中の献立表がわかるので、
好きなものが出たときはなんとか完食してました。

それでも、量が多いのが病院食。
圧迫されて小さくなっていた胃には負担は大きいので、ゆっくり体を慣らすのをオススメします。


術後に劇的に変わったのは2つ。
まず、胃のムカムカ感がなくなりました。
あまりにも圧迫されていたせいか、胃炎になっていて薬を飲んでいたんですが、これがなくなりました\(^-^)/
これはありがたい✨

そして、お通じ。
圧迫されていたからこそ、腸が動きにくく通じが悪かったんですが、これも改善されました。

もちろん、お腹の中の邪魔なものをとったので
下腹部ぽっこりもなくなり体も身軽です。


術後は無理せず体力作りをするのが
その後の生活に影響があるなぁって思いました。



手術って不安だけど、
乗り越えるときに自分がやってたのは
乗り越えたら体がリセットされるから良いタイミングだと思うことです。

私が今回思ったのは、
体と心を休めなさい
って体が警告してきたんだと思ってます。

現に、その当時は仕事で朝早く夜遅く帰る生活で
休みも少なく
スタッフの連携がうまくいかなくて
誰も信じられず孤独感に襲われていたのに
自分を騙して乗り切ってました。

そんな生活では、うまくいかなくなるのも当然。

だから、手術になったのはすごくショックだったけど
入院して仕事から離れて解放されたのは大きかったです:-)

でも、そうならないように予防することの方がもっと大切。

だから、今の自分を大切にして
のびのび過ごしてます。