こんばんは
今日というか昨日ですが、某音楽大学3年生の女性の方が面談へ来られました。まだ、わたしの教室への入室が決まったわけではないのですが、目標はヤマハ演奏(ピアノ)グレード5級を今年年内に取得したいそうです。
ヤマハは1ヶ月前に願書を提出しなければいけないので、12月に受けるとすると9月から始めた場合、11月までにはほぼ完璧に仕上げなければいけません。
この生徒さんにピアノを弾いてもらいました。
ピアノはまあまあです。この調子で行くと3ヶ月で演奏の方は大丈夫だと思います。
ただ5級からは講師のためのグレードですので、採点はかなりキビシクなります。
私の経験から言うと、試験で自分自身の実力を120%出し切ってもヤマハの採点は80点位です。で、合格ラインは75点です。そのくらいキビシイです。だからこそ、ヤマハのグレードを取得していると音楽の仕事に付く時かなりの実績として評価されるし、また合格するまでにそれこそ猛勉強を強いられるので必然的に実力がついていくと感じています。
さて、5級からは演奏、初見に加え即興演奏が2種類増えます。
一つは16小節のメロ譜にコードを付け(5級はコードが最初からついてます)基本形、変奏1、変奏2の3種類を弾くもの。もう一つは2小節のモチーフから曲を発展させていく即興演奏です。
ヤマハからは即興練習のためにこういう教本が出ています。
By YAMAHA
わたし自身、現在3級取得中ですが、5級は用意するピアノ曲が5曲、4級が7曲、3級が10曲です。
この中から試験官が選択した曲を2曲弾くのです。
ヤマハグレードを受けると決めると、5級、4級で半年、3級で1年前から計画を立て勉強&練習していくのがベストです。わたしは3級を1度落ちていますが、1年のスパンでの計画はかなり本気で考えないと日常の生活に流されて挫折してしまいます。
しかし、わたしももうそろそろ再チェレンジしようと思ってますし、演奏グレードがクリア出来たら今度は指導グレードもあり、それもクリア出来たら2級があります。
人生、勉強漬けですね。
アイスコーヒー