「失敗したくない」という恐怖 | Dream Voiceの「おと図鑑」

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いままで教えてきた事を、少しづつここでまとめて、みなさんの音楽活動のヒントになるような教科書にしていきたいと思います。

$Dream Voiceの「おと図鑑」-失敗したくない

ここ最近、とくに感じること、いや、耳にすることかな。
「失敗したくない」
というキーワード。

この言葉によって、かなり多くの方が逆に「失敗している」事実をみています。

生徒さんの目標は、ひとそれぞれ様々です。

大きくわけると2つ。
(1)でかい夢があり、それを叶えたい!
(2)具体的な夢はなく、たとえあって叶わなくてもいい。そのかわり、細く長く活動を続けたい。

ここで、本人が気がつかないうちに「失敗したくない」という命令が、自分に下されている事が、ほとんどのようです。(「禁止令」っていいますね)

(1)の人の場合、
「夢は叶いたいが、失敗したくない」と考えるので
『美味しい話しに飛びつく』傾向があり、人に騙されたり、余計遠回りするはめになるケースが多々あります。

(2)の人の場合、
「夢が叶わなくてもいいから、失敗したくない」と考えるので、
『絶対に失敗しない方法をしりたい』と思う傾向があり、「どうやったら失敗しないのですか?」と人に質問しまくって、結局聞いた事は実践しないというケースになりやすいようです。
実践して失敗したら、大変だと思うようです。
なので、一向に実力はつかず、進歩もしない状態が長く続きます。


さらにその「失敗したくない」という人が、万が一『失敗してしまった』場合、

『ダメな自分は、生きる価値がない。。。』
と、落ちるところまで落ちてしまう傾向があります。

どちらにしても、「失敗したくない」という恐怖心は、あまりよいとは言えないようですね。

では、どう考えるか。

よく「失敗してもいいじゃないか」とか「失敗は勉強なんだよ」などと言われますが、私はちょっと違います。

「失敗するイメージを持ちながら、その物事に望む事はやめなさい。つねに、今やっている まさに「今」にベストを尽くしなさい」

と、思っています。

「失敗するかも」と、少しでも不安を感じ始めたら、即刻その考え(妄想)をやめて、いまやっている事に集中しましょう。

ステージの袖で、自分の本番を待っているとき、もし仮に「今日うまくいかないかも、、、」と思ってしまったら、すぐにその想いをやめ、一生懸命「今は、ステージ袖で、待機している事にベストを尽くそう」と思って下さい。

おかしな話しにきこえるかも知れませんが、それが一番なのです。