「声がでない原因」は、実際に歌っている時にはわからなくても、発声練習をさせてみると一発でわかったりする事が、非常に多いです。
発声練習をさせていく時に、私が一番最初に指導するのは、「息継ぎのタイミング」。
やり方は簡単。
「アー」~(ブレス)~「アー」~(ブレス)~「アー」
と「アー」を何度も出してもらいます。
音の高さは比較的低く楽な高さ。
そうすると、その(ブレス)の時に皆さん様々な癖を見せてくれます。
一番多いのが、「アー」と声を出した後、息を全部吐き捨ててしまう、あるいは、クチを閉じてしまうケースです。
そして、そのあと急激に息を吸って「アー」と声を出しています。
例えば息を吸う時間が「0.5秒」だったとしますね。
そのうち半分以上の時間をクチを閉じていたり、息を吐いたりしていたら、吸う時間は本当に「一瞬!」です。
その「一瞬!」で、しっかり声が出せる為の「しっかりした息」が吸えるでしょうか?
無理です。
ではどうするかというと、「声を出し終わったところから、すぐに吸い始める」です。
そうしたら0.5秒全てを息を吸う為に使えますね。
つまり、
声を出しているとき=息をはいているとき
ブレスのとき=息を吸うとき。
という事ですから、歌の中で、息を止めたり、はいたりする時はないんです!
もちろん、長いお休みがあったりしたら、はきますけどね^^
「歌の練習」というと「声を出す練習」というイメージがあると思いますが、実はそれよりも大事なのは「息を吸う練習」なんですね。
例えば、人の前でスピーチをする場合も同じです。
「ちゃんとしゃべろう」とするなら、「ちゃんと息をすう」といいですね。
そうすると、自然と声はしっかりでるように出来ています。
「呼吸の練習はたくさんしているのですが、歌になるとどうも声が出ないんです」という方は、その息継ぎに原因があるかも知れません。
一度試してみて下さい。
