だいぶ間が空いてしまいましたが、②では証拠集めについてお話してみたいと思います。
ブラックバイトだと気付いたら、即証拠集めをすべきだな、と思っています。
これは経験上の話になりますが、長い期間分、多い量があったほうが、何かと自分を助けてくれる気がしています。
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出勤、退勤時間の記録
この塾ではコマ給(これがそもそもダメな典型だそうです、お気を付けください)だったので、記録はすべてコマ単位で行っていた(3コマ、など)。
なので、出勤時間や退勤時間を自分で記録していました。
具体的には、メモ帳に出勤時間と退勤時間を記録していました。
出勤、退勤時間を手帳なんかに記録しておくのは当然のことながら、
手帳に電車に乗った時刻を書くのも有効とのこと。
携帯で腕時計を撮るのもOK。
知り合いに出勤、退勤とメッセージを送るのも証拠になるよう。
複数の方法で出勤時間と退勤時間の記録をしておくと信憑性が増すようです。
この自分で出退勤を、複数媒体で記録するというのが、何より一番大事。
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録音
嫌がらせも受けていたので、会話の録音も行っていました。
今時の携帯はアプリを使うことでかなり高音質に録音できるので、私は携帯で録音していました。
相手が言ったことの証拠になるのはもちろんのことながら、「今日監督署でどんなこと言われたっけ…」となったときにも聴いて確認ができるのでいつでも録音するのはオススメ。
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メールなどでのやり取り
これも嫌がらせを受けていたためでした。
シフト変更やその理由などを提示するために使いました。
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雇用されたときの資料
雇用契約書などはそもそも渡してもらえなかった(これがそもそもNGだそうです)ので、実際は用意できませんでしたが、もし手元にあれば用意しておくといいそうです。
参考までに:この塾の場合、コマ給を了承する誓約書のようなものを書かされていましたが、これは労基署の判断で無効になりました。
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給与明細の保存
私がこのバイトを始めてからすぐのころ、コマ給がテレビのニュースか何かに取り上げられていたので、
コマ給だと聞いたときから、給与明細を保存しておきました。
中には時給が確認できないと請求できなくなる…!ということもあり得るらしいので、時給の根拠になるものとして、あったほうがいいと思います。
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シフト表の保存
もともと一方的にシフトを減らされる可能性があるということを知っていたので、シフト表をすべて保存しておきました。
また、シフトについては、シフト表だけではなく携帯や手帳、カレンダーでも記録していました。
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業務マニュアルのようなもの
この塾には業務マニュアルがあり、そこに「〇分前から出勤し準備を始めること」という文言や、「授業後に後片付けや生徒の記録を作ること」という文言がありました。
授業前の準備や記録は自主的なものではなくて、業務マニュアルに従っている(上からの命令に従っている時間)ということが認められたので、これもあったほうがいいかな、と思っています。
こんな感じです。
おそらくこんなの捨ててしまった…というものもあると思いますが、おそらくこんなに万全の体制を作ることは難しいと思います。
まずはできることから一つずつ…で大丈夫だと思います。
ただ、出退勤の記録を複数媒体で、というのだけはやることを強くおすすめします。