６３３年に初代の松が植えられ現在では３代目、唐崎神社の霊松です。
唐崎神社は日吉大社の摂社になります。
と言いながら日吉大社とは離れており村の鎮守の神社と言う感じです。
鳥居と垣に囲まれています。
日吉大社西本宮のご鎮座伝承では、童の姿に身をやつした大己貴神（大国主尊）が船に乗ったまま松の梢に上がるという神業を示されたことから特に神聖視されるようになりました。
芭蕉の句がありました。
古来より詩に読まれています。
柿本人麿（万葉集）
「さざ波の 志賀の唐崎 さきくあれど 大宮人の 船まちかねつ」
紀 貫之（古今集）
「唐崎の 松は扇の 要にて 漕ぎゆく船は 墨絵なりけり」
松尾芭蕉
「唐崎の 松は花より 朧にて」
金沢の兼六園にはこの唐崎の松から株分けした松があります。
池泉回遊式庭園では池を琵琶湖に見立てて、近江八景を再現したりしています。
滋賀県大津市唐崎1-7-1
JR湖西線唐崎駅下車
地図
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