アーティスト

 ロバータ・フラック

 (Roberta Flack)

 

アルバム

 ファースト・テイク

 (First Take)

 

 

 

昨年(2025年)2月24日

心不全で88歳の生涯を閉じた

ロバータ・フラックの

デビュー・アルバム


高い評価をされ

アメリカでは

アトランティック・レコード

(Atlantic Records)から

1969年に発表されましたが

 

グラムフォン・グループ

(Grammophon Group)から

ワーナー・グループ

(Warner Group)へ

系列変更により


日本では3年遅れの1972年02月に

ワーナー・パイオニアから

発表されたアルバムです

 

 

 

収録曲はアルバム邦題のうしろに

ウィキペディア自動翻訳から

邦訳の曲名を付け加えました

 

Side 1

01-コンペアド・トゥ・ホワット=何と比べて

  (Compared To What)

 ▼ライヴで

 Roberta Flack "Compared To What" Live! (1970)

 

 ▼エディ・ハリスと

  レス・マッキャンのライヴで

 Eddie Harris & Les McCann - Compared To What (Live at Montreux Jazz Festival 1969)

 

 

ピアニストでヴォーカリストの

レス・マッキャン

(Les McCann=1935-2023)が

1966年アルバムに収録し発表の曲で

 

ロバータ・フラックの

ファースト・テイクを発表した年の6月

モントルー・ジャズ・フェスティバルで

レス・マッキャンのピアノとヴォーカル

エディ・ハリス

(Eddie Harris=1934-1996)の

テナーサックスで

ライヴ・レコーディングもしたようです

 

ライターは歌手でソングライターの

ジーン・マクダニエルス

(Gene McDaniels=1935-2011)で

社会情勢やベトナム戦争を皮肉った

反戦や社会の不平等

不正に抗議し糾弾する

プロテスト・ソング

(Protest-Song=抗議歌)

 

ロバータ・フラックは

ジーンの作品が好きなようで

他のアルバムでも

何曲かレコーディンクを

しているようです

 

02-黒い天使

  (Angelitos Negros)

 ▼ライヴで

 Roberta Flack- ANGELITOS NEGROS

 

 

作詞はベネズエラ中央大学

(Universidad Central de Venezuela)の

法学部長時代に

政権に反対するデモに参加し

投獄されたこともある弁護士で詩人

外務大臣も務めた

アンドレス・エロイ・ブランコ

(Andrés Eloy Blanco=1896-1955)

 

作曲はメキシコのギタリストで歌手

アメリカで俳優もしていた

マヌエル・ウルパレス・マシテス

(Manuel Alvarez Maciste=1892-1960)が

1946年作曲をしたボレロで

人種問題を扱った曲を


ロバータ・フラックは

スペイン語で歌っています

 

03-アワー・エイジズ・オア・アワー・ハーツ

  =私たちの時代か、私たちの心か

  (Our Ages Or Hearts)

 ▼リマスター・バージョンで

 Our Ages or Our Hearts (2020 Remaster)

 

 

ハワード大学

(Howard University)の同窓生で

親交の深かった

ダニー・ハサウェイ

(Donny Hathaway=1945-1973)と


詳細情報を見つけられなかった

ロバータ・エイヤーズ

(Robert Ayers=詳細不明)の共作


年齢差によって社会的監視を受ける

恋愛関係をテーマにした曲

 

04-アイ・トールド・ジーザス

  =私はイエスに言った

  (I Told Jesus)

 ▼リマスター・バージョンで

 I Told Jesus (2020 Remaster)

 

 

主イエスに救いを求め

語りかけるトラディショナル・ソング

 

Side 2

01-さよならは言わないで

  =そんな別れの言い方はダメだよ

  (Hey. Thet’s No Way To Say Goodbye)

 ▼リマスター・バージョンで

 Roberta Flack- Hey. Thet’s No Way To Say Goodbye

 

 

ジュディ・コリンズが

1967年のアルバム

ワイルドフラワーズ

(Wildflowers)に収録した曲

 

作詞と作曲はカナダ生まれの

シンガー・ソングライター

レナード・コーエン

(Leonard Cohen=1934-2016)で

本人のアルバムにも

遅れて収録しています

 

綺麗なバラードの曲ですが

別れの曲

 

02-愛は面影の中に=初めて君の顔を見た時

  (The First Time Ever I Saw Your Face)

 ▼ライヴで

 Roberta Flack - First Time Ever I Saw Your Face (1975) (HQ • HD • 4K)

 

 

フォーク・ソングを多数書いている

イギリスのシンガー・ソングライター

イワン・マッコール

(Ewan MacColl=1915-1989)が

1957年に書いたラヴ・ソング

 

その-56&-106でアップの

キャンダス・スプリングス

(Kandace Springs)は

セカンド・アルバム

インディゴ(Indigo=2018)の

12曲目でカバーしていて

 

キングトン・トリオ

(The Kingston Trio)

チャド・ミッチェル・トリオ

(The Chad Mitchell Trio)

ピーター・ポール・マリー

(Peter, Paul and Mary)他

多くのアーティストが

レコーディンクしています

 

03-トライン・タイム=試練の時

  (Tryin’ Time)

 ▼オフィシャル・ビデオで

 Roberta Flack - Tryin' Times (Official Video)

 

 

現在の世界情勢を憂う様な曲

 

ザ・インプレッションズ

(The Impressions)の

元リード・シンガー


ロバータ・フラックや

ダニー・ハサウェイと同じ

ハワード大学の同窓生で

音楽理論を学んだ

R&Bシンガーでソングライター

リロイ・ハットソン

(Leroy Hutson=1945-)と


Side 1-3曲目の

ダニー・ハサウェイの共作

 

04-バラッド・オブ・ザ・サッド・ヤングメン

  =悲しき若者のバラード

  (Ballad Of The Sad Young Men)

 ▼イメージ映像付き

 Roberta Flack-Ballad of the Sad Young Men

 

 

夢や希望が持てない若者達が

酒に溺れて日々を過ごし

年老いてしまう悲哀を歌った曲

 

作家のジェイ・ランドスマン

(Jay Landesman=1919-2011)が

書いた未発表小説の原作を

 

劇作家オセドア・ジョナス・フリッカー

(Theodore Jonas Flicker930-2014)と

一緒に脚本に仕上げ

 

1959年のオフ・ブロードウェイの

ジャズ・ミュージカル

ザ・ナーバス・セット

(The Nervous Set)に使われた劇中歌

 

女優のトニ・サイッツ(Toni Seitz )が

歌ったといわれていますが

トニ・サイッツの情報が見付かりません

 

作詞はジェイ・ランドスマンの妻で詩人

フラン・ランドスマン

(Fran Landesman=1927-2011)


作曲はトミー・ウルフ

(Tommy Wolf=1925-1979)

 

チェット・ベイカー

(Chet Baker=1929-1988)

ギル・エヴァンス

(Gil Evans=1912-1988)

キース・ジャレット

(Keith Jarrett=1945-)

ボズ・スキャッグス

(Boz Scaggs=1944-)他も

レコーディングをしています

 

 

 

アルバムの

レコーディング・メンバーは

多いので省略しますが

ベースは私の好きな

ロン・カーター

(Ron Carter=1937-)です


ロバータ・フラックは

ダニー・ハサウェイと

デュエット・アルバムも含め

過去に以下をアップしています

 

 

 

 

 

お礼

皆様のご訪を

心より感謝申し上げます

関東ではソメイヨシノも満開で

春の訪れを楽しまれている事と思います

 

我が家裏の山桜はもう少しかな

 

季節の変わり目ですので

体調管理に気を付けて

お過ごし頂きたく願っております