KANさんの訃報は悲しい。

最近、テレビをほとんど見なくなったのは多くの人が同じだと思いますが、自分は仕事中はバラエティよりもニュースに興味を持つことが多く、そのためにラジオをよく聴く。主にNHKを聴いているんですが、その内容は文句ないです。

 

ただNHKラジオはFM放送がね…AMと連動してないじゃないですか?別の放送局と同じ。なのに他の民放とは違って、ぼったくり受信料を支払っているのに、NHKのAMラジオの音声を聴けないのが難点。

夜中からずっとKANさんの曲が流れていました。Fm cocoloはFm 802が買収した会社で、AI-DJがさくさく曲を流す放送もあるので音楽がかかってたイメージ。今回は30曲「弱」ほど連続で流れたんじゃないか。

朝からは録音じゃないっぽい番組以外は、

ほぼ1時間おきに曲が流れていて、まるでマンスリーレコメンドのようでした。

そりゃそうだよ。

KANさんはこの放送局にとって、とても馴染みのある存在。

昔、バブル時代もあったけれど、尾崎豊さんが亡くなった時は本当に大きな衝撃でした。僕はあまり彼のファンではなかったけれど、その時、大阪球場のライブに行こうと思ったほどの人です。電話を何度もかけましたが、チケットは手に入りませんでした。そんな彼が亡くなられた時は、朝から晩まで彼の曲がずっと流れていて、その衝撃を思うと、当時のことを思い出します。

KANさんの場合は、尾崎豊さんほどの衝撃はないかもしれませんが、それでも彼のインパクトは強いです。

間違っているかもしれませんが、淀屋橋や肥後橋を歩いて南下した方に、橋下さんの弁護士の看板がある道があった。それと同じエリアに靭公園という公園があり、そこで毎年KANさんや根本要さん、馬場俊英さんなどがゲストを招いてライブを行っていました。

KANさんと一緒に出演していたスターダストレビューの根本要さん(馬場俊英さん)の番組は、たぶん土曜日。ほぼ毎週リモートで出演していて、その時に私たちは彼らの顔を見ていたはずです。本当の状況は把握していたんかな。本音とは違ったのか。考えさせられます。たまに聞く客観的な自分の観察では元気そうに見えましたが、実際は違ったのかな、そう思うといろいろと考えさせられます。ちょとお酒は気になりました。

最後に。

YouTubeや他のメディアでよく見かけるKANさんの曲は、僕たちと同じ世代かそれより上の世代向けのものが目立ちます。それは「愛は勝つ」以降、CDシングルがまだかなり売れていた時代の曲が多いからかもしれません。若い頃によく聴いていた曲だから、注目されているのかもしれませんが、僕の感性なんかとちょと違うのかもしれません。

僕が好きだったミュージシャンはいわばトップランナーじゃなくて、ヒットチャートを見ると、常時数十位以降にはランクインしていました。スターダストレビューや大沢誉志幸さんなんかもKANさんと似てるかな。でも結局今考えると、トップランナーもそういう人は多いですが、どの歌手も例外なく今も残って活躍されてるのは彼等の方です。

 

KANさんは、いわばあの日本版カノンで急速にどーん!と有名になりました。確か、デビューはたぶんポリドールかどっかだったと思う。今あるんかな・・・あのレコード会社…

 

だからつんくさんの事務所なんかなと思うこともあったりなかったり。けれど、その後もその名前は忘れられることはありませんでした。

 

 


全体的に見ると、KANさんの名曲と言われる曲は、

実は最近の方が圧倒的に多いです。

 

 

 

ほんと悲しい。

 

 


終わり。