坂本龍一先生が逝去されました。享年71歳ということで、まだお若い。坂本龍一先生といえば、東京芸術大学の教授で、皇帝溥儀の映画「ラストエンペラー」の音楽やテクノポップグループYMO(イエローマジックオーケストラ)での活躍が有名です。YMOって、僕の子供の頃は「大人の音楽」って感じで、よくわからなかった…

そんな思い出があります。

僕が坂本さんを初めて見たのは、忌野清志郎さんとのコラボレーション、

『いけないルージュマジック』ではなかったか。

 

 

 



男性がこのような中性的メイクで出てくるのは、当時沢田研二さんが有名だった。僕の思い出的には、沢田さんは男性だという認識がはっきりありました。でも、この2人に関しては、「なんで化粧してて男性がちゅーとかしてるんだろう…」なんてそんないぶかしげな感じで見ていたかもしれません。結局、このトラウマが、RCサクセションってどこがいいのだろう…という認識を遅らせた結果になったかもしれません。

 

でもボーイジョージは、

 

子供ながらに変な感じが

 

したんだよね…

 

 

でも、ビートルズなどを聞き始めてから、この人の魅力わかってきた。スローバラードなど他にもいろいろな曲を聞くようになりました。その後、なるほど!と理解しました。


一番なのは「シネマダイスキ!」


「帰れない二人」

 

 

のおかげかもしれません。


井上陽水さんの曲だとてっきり思っていたので。

 

 

 

後のエースコックの「デイドリームビリーバー」も、これはモンキーズのカバーで、忌野さんの曲ではありませんでしたが、カバー曲多かったイメージは、なんとなく。当時、特定の世代以外は、その世間の認知度はそんな感じだったのかな…と。知らんけどさ。サリンの歌とかもありましたよ。忌野さんは預言者みたいだったし。

東京FMと「どつきあい」してたし笑
 

 

 

 

 

 

 

ルージュマジックの時代の中性的な「おかまさん」という概念は、まだ僕が幼くて完全にその認識や意識を持っていなかったかもしれません。その言葉も知らなかったし、おそらくそれがなんとなく、なんの気なしに意識の中に芽生えてきたのは、志村けんさんのコントぐらいからだったかもしれません。

とにかくボーイジョージには、とても変な感じがした。

何だ「ちみ(君)」は?


この人は?と。

 

 

 


「志村さんのコントで、少年は大志を抱く」

志村さんで覚えるって、アホながきんちょは、みんなそうだったのです笑

今見ると、よくわかるし、志村さんはそういう大衆への影響力の強さも重々わかっていたと思う。それは少年だけではなく、大人の大衆に対しても、CM商品をよくネタにしていたのはそこらだと確信するので。

そこの嗅覚というか感覚は、志村けんさんはコメディアンとしてNo1でした。

そのコントと同じ時期、ちょっといろいろ音楽を見だした頃、カルチャークラブのボーイジョージって人がMTVから突然出てきました。この人が出てきて、ちょっと変わりました。なんかよくわからないけど変な感じがした・・・でも大好きでした。

カーマは気まぐれ

 

(おかまとかけてんのかいw)とか

 

 

Timeとか。


ヒット曲は多いですが、

 

 

僕が一番好きなのはvictims。

 

 


でもその後に、それよりも好きだったワムのジョージマイケル先生の方が、プライベートもっとヤバかったことを知ることになる笑

 


だから坂本龍一さんの、ジョンローンのラストエンペラーとかオリンピックの音楽とか、それより、ずっとあとのイメージだった。

 

YMOはオトナだったし、僕はほとんど記憶ないし。当然、戦場のメリークリスマスも見てなかったですし・・・

あとから見て、ああ、なるほどなるほどなるほどな・・・と。

あ、そうそう、最近になるけど、中谷美紀ちゃんにも曲書いてた。

中々いい曲、これ。

確か、もう一曲ありましたよね?忘れた。

絶対浮気してたろ、坂本先生笑

 

 

これ。

 

 

 

 

美紀ちゃんの話は別にして(まあ、なぜこのタイミングで出したか、わかる人にはわかると思うので草)

一般的に、当時も今もそうですけれども、クラシックをやってる、専攻している人にとっては、ポップスやニューミュージックってのは下に見る傾向がある・・・実はあるんですよ。

あんまり表には出てこないですけど…

でも、その橋渡しの先駆けとして、真っ先にメディアに出てきたことが、
坂本龍一先生の一番の功績だと思われます。



ところで。

 

最近の偉そうでステマ丸出しの

 

ヤフトピのコメントは

 

大嫌いなのですが、

こんなアンケートがありました。


「坂本龍一さんの活動で、印象に残ってることは?」

 


1位2位はYMOと映画音楽。

3位の環境問題や平和問題って

 

最近ちゃうの・・・笑
団塊イゲイゲ世代ケンジョーさんとの対談などを聞いていると、オペラなどのその辛辣な言動を聞くたびに、「それよりもあなたの過去の女性関係における状況や平和の清算を…」と突っ込みたくなってしまいます。

ああ…言ってしまった。だってすぐ矢野顕子さんや美雨さんの顔が浮かんできちゃうから。

 


芸術活動の功績とは、それは全然関係ないですけれども。

 

 

ちなみに、

 

美雨ちゃんの曲で一番好きなのは、

 

 

 

 

 

 

ぶっちゃけ、リマール(原曲)よりも良いと思います。

あと、ただ僕が評価したいのは、4位のバラエティ番組(ダウンタウンのものではなく、主にNHK系統)、

 

 

 

5位の映画です。戦場のメリークリスマスなんて、当時、世界的には無名だった坂本さんが、「スターマン」のデビット・ボウイと一緒に出てたこと。

 

 

 


当時の日本テレビの深夜11時といえば11PM…

その映画特番で、番組の最後に坂本さんがグランドピアノを弾く場面がある。
そこをデビット・ボウイが体を傾けて聞いて終わるってシーンは、すごいの一言・・・

そんなのがありつつも、僕が個人的に、坂本龍一さんのTV番組での一番のベストプレイは、
高野寛さんとのコラボです。

 

NHKは昔、若者向けの番組で「YOU」だっけ…番組名は定かではない。


その番組、ひょっとしたら坂本龍一先生が司会してたかもしれません。ミュージシャンでは大江千里さんとかもやってた。以前、小池栄子ちゃんの所で出てきた村上龍さんなんかも司会してたらしい。浜崎あゆみちゃんみたいなでっかいサングラスかけてベトナム戦争を語ってた笑

面白かった記憶があります。ほいでね、その後の番組の「ソリトン」ってのを高野寛さんと緒川たまきさん(たぶん有頂天のケラさんのお嫁さんだと思う)って人がやってたんです。

僕は「ソリトン」の方はよく見てたかも。
当時、高野寛さんが好きでよく見ていました。最近はあんまりTVに出てこないと思いますけど、今どっかの芸術大学で教授されています。ほいで、その番組の回の最後の方だと思いますが、坂本龍一先生がゲストで出ていましてね・・・高野さんとセッションしました。

これ、僕、TVで見てましたね。ビデオも撮ったよ。最後、高野寛さんが歌って、坂本先生がピアノプレイ。個人的には、これが僕が見た坂本龍一さんのTVでのベストプレイかもしれない。事前打ち合わせはあったろうけど、

 

 

即興感が半端ない。

 

 

即興というかね、スタジオに来てちょろっと話しただけでセッションした感じに見えて…めっちゃカッコいい。

これが2人(高野さん坂本先生)とにかくカッコよかった。これ、ビデオ撮ってましたね…

 

 

再生できなくて悩んでたけど、やっぱりYouTubeに出してる人いました。

なんと24万回再生・・・・・ここ最近で3万回増えてる笑。

そらそうだ。これ、すごくいいもん。最後にお勧めしておきます。歌の題名、間違っていますけどねw

 

 

 

 

 

 
 

 
ちなみに・・・

 

 

 

「やがてふる」 高野寛

 

高野寛さんの曲では、「ベステンダンク」とか「虹の都」などの大ヒット曲がありますが、

高野さんで好きなのは、雨の名曲のこの曲。

これがベストかな・・・他にもたくさんあるんです、ヒット曲じゃない奴の方がいいのがある。

シングル数枚持ってたと思う。あの当時は、日中MVが流される番組があって、それでシングル買うってパターンが多かったと思う。
 
 
この曲が僕に響いたのは、当時、ニック・カーショーって人がいました。彼は欧州の民謡風の曲の出だしの、リドルって曲があって、それを日本風に歌いやすく編曲した感じの曲だからかもしれません。その歌詞も素晴らしく、とても良かったです。ちなみに、あの「バカと鹿」の兄ちゃん(最近若年性認知症か、名前が出てこない…)にも、似たような曲がありましたね…出てこない。

ま、話飛びまくりましたけど、

坂本龍一さんのご冥福をお祈りいたします。


終わり。