音楽を通して
自分で考える力、試行錯誤する力を養いながら
自立心と自己肯定感を育てていくことを
大事にしています
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同じワークブックの1巻を、なんと2週間くらいで一気に終わらせた小学生の生徒さん。
2巻は、もう少しゆっくりめに取り組み、時間をかけて終わりました!
music en famille音楽教室には、私がその生徒さんにとっての「はじめてのピアノの先生」な場合が多いのですが、
お引越しなど様々な理由で、すでに習っていた状態で私と出会う生徒さんもいます。
その場合、個人的に気をつけているのは、
前の先生のやり方を否定しない
前の先生が教えた内容/教えていない内容を把握する
です。
ピアノのレッスンは、基本的にマンツーマンのレッスンが多いと思うのですが、
生徒さんにとっての「先生」はそれが誰でも、何歳から習っていても特別な関係性だと思います。
先生によって、同じことを学ぶ際も学ぶ順番ややり方が違うので、
徐々に新しいやり方に慣れていってもらえるように気をつけています。
また、先生よって教える内容が違ったり、教える順番が違うため、
私だったら2番目に教えるな、ということを生徒さんが知らなかったりすることも。
その場合、その生徒さんに落ち度はまったくないのですが、
もし私がそれを知らずに「え?これはやってないの?」と言ってしまうと、傷ついてしまう子もいるかと思い、
可能な限り、お話の中から探っていくようにしています。
こちらの生徒さんは、前の先生のやり方も今の私のやり方もすんなりと受け入れてくれる、
イージーゴーイングな性格の生徒さん。
新しいものを受け入れられるというのは、才能の一つだなあと彼女を見ていてよく思います。
また、ワークブックが違えば、ワークに取り組むやり方も少し変わりますが、
「あー、この本では2ページで1回分の宿題ってこと?」と
違いや仕組みにもよく気づき、観察眼に感心することが多いです。
こちらのワークブックの終わりに、生徒さんと次のワークブックをどうするかという話をしたのですが、
「もっと違うものに取り組んでみたい」
「例えば? リズム叩くやつとか?」
「そう!そういうのやりたい」
「わかった〜」
という感じで、新しいワークブックは全然違うものに決まりました。
少し前までは、同じシリーズを進めていくのが一番効率的に学べるんじゃないかと思っていたのですが、
ワークブックを歩きわたってみるのも、気分も一新できるし、
本によっては同じことを違う言葉や違う言い回しで説明してくれているので、復習にもなるしで、
なかなか面白い体験なのではと思い直しています。
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