自立心、自尊心、自己肯定感を大事にしている、

京都市北区にある音楽教室です。
自分の力で考え、試行錯誤し、

レジリエンスを持った大人になる手助けを、

ピアノや音楽を通してできればと願っています。

 

楽器を学ぶにあたって、避けては通れないもの。それが練習曲。

バーナム、ブルグミュラー、ABC、ハノン、ツェルニー、などなど。

最近は、こどもの〜とタイトルについたものも出ていて、大人用?のハノンよりも、1曲が短くなっているものがあります。

 

If you’re learning an instrument, there’s something that you cannot avoid. Etudes. 

 

指の独立性と強化のために始めた、こどものハノン。

無事に終了しました。

 

For finger independece, and various techniques, we had been working on this slightly easier version of Hanon. 




 

ハノンでやるような練習曲は、本当に指の訓練というか、ひたすら指を動かすだけに感じるものも多いので、一体なんのために…とか、こんな面白くないものを…とか思ってしまいがちです。

が、こういう地味な基礎練習こそ、華やかで美しい曲を弾きこなすために必要だと感じます。

 

I must admit that those finger excercises aren't the world's best pieces and it is likely to feel a bit bored working on it.

But I can't emphasise enough how important those less flourish pieces are in order to play something grand.

 

料理でいう下ごしらえ、スポーツでいう準備運動、絵画でいうデッサンのようなもので、なにか曲を人前で演奏する際には、聴衆にはパッと聴いて分からないところで大きく功を成すのが、ハノンのような練習曲。

 

Whether it is cooking, drawing or doing any sports, you can't underestimate the power of day to day preparation work. 

 

モーツァルトに出てくる軽やかなパッセージ、リストなどに出てくる連続オクターブ、ドビュッシーなどに出てくる透明感のある速いパッセージ、ワルツなどに見られる左手の跳躍。

こういったものは、曲を学ぶ上で練習をしないといけない箇所ですが、練習曲の練習を地味に積み上げていくことで、底上げができる箇所だと思っています。

 

Leggiero passages in Mozart, passionate octaves in Liszt, elegant jumps of left hald in Chopin Waltz, sonority in Brahms and clear tones in Debussy... 

These things are vital when you wish to play something "well", yet you cannot have those vital techniques over night. 

 

究極のところ、曲を演奏する際に必要なのは「自分が出したいと思っている音を出せるようにコントロールすること」。

軽やかな音が出したいのに指が思うように動かない、素早く移動したいのに腕がついてこない、右手と左手を同等に動かしたいのに左手だけがもったりする、和音の響きにバリエーションを持たせたいのにできない。

これは曲の解釈や音楽のセンス以前の問題ですよね。

 

Ultimately, what you need when you're performing is "to control any sound that you wish to create". 

If you want your fingers to move faster, lighter, heavier, to have more variety in chords, to make your right hand and left hand to be equall... Well, they are need to be solved before you concentrate on your musical interpretation. 

 

筋トレもせずにスポーツで好成績を残せないのと一緒で、いざという時に動く体作りをするように、いざという時(=演奏)に動く体を準備しておくのは、大事というよりも必要不可欠なことだと思います。

 

 

 

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