入院中に読んだ江國香織が素晴らしすぎた。
旦那さんにもってきてもらったのは、
「地獄のガールフレンド」3冊
「超歌手 大森靖子」
「神様のボート」
どれも一度読んだことのある大好きな本。
ちなみにもう1冊、コンビニで松本清張の「水紋」を購入した。
江國香織は久々だった。
すごかった。
1ページ目から涙が止まらない…冗談じゃなく。
帰ってから「ホリーガーデン」も読んだけど、一人称で書かれた文章の方が私は好き。
一貫して、「あのひと」を探し続ける葉子と、
成長して、「ママの世界」から離れていく草子。
とても幸福で優しい文章なのに、
そのままではいられないことが分かっているからこんなも悲しい。
「きらきらひかる」も読んだ。
読むんじゃなかった…。(もちろん素晴らしいという意味において)
好きにはいろいろな形がある。
こんなに切ない結婚生活があるだろうか。
始めて読んだのは大学生だったかな。その時こんな気持ちになったかな。
江國さんの文章はすごく好き。
言葉の選び方とか、ひらがなと漢字のバランスとか。
読んでいて、とても心地が良い。