『どろぼう』 | ~No Him No Life~

『どろぼう』

ただあなたの後ろ姿を
ただ見てるのが好きでした

不思議なものですね
あたしは欲が出てきたみたい

あなたはどろぼうで

言えない やっぱり言いたい
計り知れず好きですと

草の匂い潤す空き地で
一番乗りのベンチに座って
靴紐結ぶふりして いつも

あなたが来るのを待っていました

空っぽだった心
今はきつい位に埋まってゆく

あなたに気付かれない様
チラチラと目をやれば
切なく鳴き出す胸の音


触れたい
こう思うあたしをどうか受け入れて



【aiko】