※すみません、チラシを携帯カメラで撮ったやつです🙇‍♂️


今月21、22日は
上野の旧奏楽堂で、プッチーニ作曲『修道女アンジェリカ』の公演。
私はピアノを担当します。



稽古中。
アップライトピアノに映ったキャストの皆さんの動きを見つつ、弾いてます!




『修道女アンジェリカ』は、
プッチーニ「三部作」の2番目にあたる作品で、
舞台は修道院、表舞台には女性しか出てきません。

オペラで女性しか出てこないって、他にあるのかな?思いつかないなぁ


確かにそれまでにない珍しい題材。
これをオペラ化したい、と思う気持ちはよくわかる爆笑



私は長年オペラのピアノに関わってきましたが、
この作品をやるのは初めてです。
(奇遇にも今、別の団体でもこの演目で関わっています!)


ピアノ(オーケストラ)パートを弾いてみると、
プッチーニの他の作品にはあまりない異質な感じがして、とても興味深いです。



主観で…
あくまで、主観ですがニヤニヤ


・そんなテンポが速い部分がない

と言うと語弊があるかもしれない。もちろん速いテンポ表示のところはあるけど、
他のプッチーニにあるような追い立てられてるような?部分がほとんどない
早口のキャラクターがいるわけでもなし。
おかげでピアノとしては弾きやすい



・暗い (笑笑)

暗い話なので仕方ないが、
全体的にとても暗い。
対照的に明るいキャラクターみたいなのはいなくもないが、それでもそこまで明るく感じない



・和声が凝っている

特にこの作品が、というわけではなく、この頃のプッチーニになると当たり前だけど
付加音が多くて、長三和音とか短三和音とかそういうただの三和音みたいなのはほとんどない。

なので全体に色彩感があり、
また、「光」「闇」とかそういうのも音楽からとても良く感じとれます。
これはプッチーニすごいな!といつも感じるところ。


他にも感じることはありますが、
「修道院」「女性だけ」
という条件をとても効果的に使ってオペラ全体の雰囲気を作っている印象
やっぱり少しいつものプッチーニとは一味違うぞニヤリという感想です。



聴いて確かめたい方!
ぜひコンサートへどうぞ爆笑



「修道女アンジェリカ」
ピアノ公演、字幕付き
2019年11月21日、22日
19時〜
旧東京音楽学校奏楽堂

チケット予約、お問い合わせは
rie3_e_mail@nethome.ne.jp
まで!


♪♪♪♪♪♪


こちらの団体では、6月に「愛の妙薬」でピアノを担当させていただきました。

その時と同じ会場です。




今更ですが
ブログでは愛妙のまとめもしてなかったので、写真だけ載っけておきます


もう5ヶ月前のことですニヒヒ







1日目の方々。




2日目の方々。



…という楽しい喜劇から一転


今度は対照的なオペラをぜひご覧くださいニヤニヤ



今回の私のピアノのテーマは
「光」と「影」

感じていただけたら幸いです