こんにちは、MUSICA音楽教室です。
さて、あなたは
「演奏が平面的」「立体感がない」
などと言われたことはありませんか？
私は過去にあります。
笑
この原因は、いくつかあるのですが
ポリフォニックな演奏ができていない
もっというと、左手（特に右利きの方）を聴けていない
というのが大きな原因の１つにもなっています。
私はレッスンでバイエルは使用しておりませんが、
昔の王道の流れで行くと
バイエル→ハノン→ツェルニー→バッハインベンション
こんな感じで
ポリフォニーの練習をするのが、導入期が終わってからになります。
私自身、バッハのインベンションNo,1をはじめて与えられた時
その難しさに衝撃を受けました。
これがバッハ嫌いな子ども（大人）を生む原因でもありますね。
今までは片方がメロディで片方が伴奏だったのに
バッハだけが特別であるかのような感覚になってしまう。
これでは、ポリフォニーに抵抗が出るのも当然です。
かと言って、出回っているポリフォニーの教材は
導入期や初心者の方の課題には少々難しい・・・
では、どうするか。
①左手を弾いて、右手を歌う（できればドレミ歌い、もしくは鼻歌）
②右手を弾いて、左手を歌う
これを、普段からどんな曲に対しても、課題にしています。
これ、やってみると面白いですが
①はわりとすんなりできる人が半分くらいいます。
②は8割の人が、全然できない。
右手ばかり聞いて、左手は惰性で弾いていることがよく分かります。
ですが、
めげずにやっていれば、ちゃんとできるようになります。
しかも、両手を聴く力がついて、
立体的な演奏に近づき、左右のコントロールもしやすくなります。
幼い子どもたちは、うまく言葉かけしてあげれば
意外にもゲーム感覚で面白がってやります
あとは、ハノン、あるいはバーナムを
あえてカノン形式にする方法も良いですね。
こちらも、ゲーム感覚で面白がってくれます。
これに慣れている子どもたちは、
バッハのインベンションに入っても、わりとすんなり
受け入れることができます。
ちなみに、私自身は、今はバッハ大好きです。
正直、バッハが上手に弾けると、モーツァルトも、ベートーヴェンも、
ショパンも、リストも、ドビュッシー、ラフマニノフ etc・・・
全部、見え方が変わります。結局全てにつながっていますね。
これ以上はマニアックな話になるのでここらへんで・・・
マニアックな話がしたい方は
メッセージください。
笑
それでは、また次回。
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