こんにちは、MUSICA音楽教室です。

こちらの記事は前回の「ひよっこピアノ講師の第一歩」の続きです。



大学3年生になり、学内演奏会の出演や

コンクール入賞などがぽちぽちできるようになったころ、

大学の恩師がこんなことを仰いました。


あんなに下手くそだった君が

よくこの短期間でここまでになったなぁ。

正直予想外だったよ。

あと10年本気で勉強したら、どうなるのか楽しみだな。
大学院に進むか、留学とかは考えたりしないか?」    


留学・・・・!?お願い


実は私、それまで海外旅行の経験すらありませんでした。

留学ってなんだかカッコいいし、笑

音楽の本場でさらに勉強できるなんて夢のよう・・・
なにより、恩師に推薦してもらえるなんて、

こんな嬉しい話はありません。

 


さっそく、意気揚々で両親へ留学したいというも、
「そんなお金ないし、海外は危ないから認められない」

とあっさり撃沈・・・ デスヨネ。。。ゲロー


ドイツ語などはまったくできない私。
日本ではなんとかアルバイトをやりくりして生きているけれど、

両親の反対を押し切って、

一人で海外に飛び出し自活していくまでの

勇気を持つことはできませんでした。


そこで、大学院に進みたいという気持ちが強くなり、

恩師にも両親へ説得してもらい、


「奨学金で大学院へ行き、大学院を出たら、

本当にすっぱり音楽はあきらめるか、
生活に困っても、一切の援助はしない」

という条件のもと、

大学院へ進学することを認めてもらうこととなりました。
(まだ合格するかわかりませんでしたが・・・)


短いピアノ人生、ようやくスタートラインに立った私。
これからまた数年の猶予があると思うと、

ますますやる気が沸いてきて、
大学の3、4年生はそれはもうピアノ漬け(とアルバイト漬け)

の日々でしたが、とても充実していました。

 

幸い、大学の図書館には、

ピアノ奏法や音楽に関する書籍がたくさん置いてあったので、

いろいろ借りて読み漁り、研究もしていました。

 


ピアノの講師も、

おかげさまで成人男性の生徒様たちにお越しいただき、

なんとか続けていました。



ただ・・・・なんか思っていたのと違う・・・真顔あせる


生徒さんを募集しはじめて1年、

ちょっとした疑問にぶつかっていました。


それは・・・・




続きはまた次回。