認知症バリアフリーの街考①
~2011年から始まった日伊間の遠距離介護~
プロローグ
..私達はいずれ《老いる》。
どちらかというと、子供の時から
‘’のんびりさん、ゆったりさんで‘’
いわゆる晩熟タイプだった私は
‘’よく女の子たちが言う‘’
キャー年取りたくないわあ’’的なおしゃべりは
しないというか、いい意味で中性的だったと
思う。
私の両親はどちらかというと、
おとなしい? 私とは全く逆で、
20年代の言葉でいうと、
モボ:モダンボーイ、モボ:モダンガールで
お洒落も上手で’’若い雰囲気ををかもしだせる
ふたりでした’’
昭和世代まっしぐらの世代であるが故か
当時の風潮だから’’当然?’’だったのか
彼らの老後は‘’自動的に?‘’子供達がその家庭と
共に見てくれるものと思っていたように思う。
また、できる事であれば
’’そうしてあげたかった’’。
ところが、現実は’’そうかんたんに
いきませんでした’’。
実はイタリアに行くことを決めた時
‘’今行かなければ、この大切な両親を
おいていけなくなる(!)と
’’危機感’’もありました。
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日本はイタリアと並んで
世界で一位、二位を競う時代の今日
私自身も含めて‘’閉じ込められた生活’’から
バリアフリー街’’へと共に
実現していきませんか?
ボーカルプレミアムアカデミー
イタリア在住音楽家松尾まゆみ