久しぶりの投稿です😎
少々専門的なお話になりますが、最後までお読みいただけると幸いです💕
私が大学卒業後、20年以上師事していたイタリアのマエストロ。テノール歌手のマエストロはイタリアオペラの古き良き伝統を継承する先生でした🎵🎶
私がイタリアのマエストロから教わったのは、コロラトゥーラとしての高音の安定とアジリタのテクニック。マエストロが劇場で学び経験してこられたイタリアオペラの伝統的演奏慣習。
そしてオペラ歌手としての心構え😎
当たり前のように教わり、吸収して、知らないうちに血肉となっておりました💪🏻😎🗣
ロッシーニ、ベッリーニ、ドニゼッティは、ベルカントオペラを代表する作曲家ですが、同時代に活躍した彼らでも、それぞれアジリタの歌い方やアッチャッカトゥーラ(前打音)の歌い方にも特徴があり、そういった演奏法はほぼ口頭伝承で受け継がれています。
さまざまな楽譜や研究書も存在しますが、やはり先生から直接実技で教わることができたのは大きいです。
私は、大学時代の恩師(バス歌手)も、現在の師匠(ソプラノ歌手)も、その伝統を継承できる先生に恵まれています。
演奏をする場所や発信するツールは進化していっても、我々が演奏する音楽そのものだけは正統派の流れを失わずにいたいものです😘
イタリア🇮🇹ぺスカーラでマエストロと乾杯の歌🎶