はじめに

 

 新型コロナウイルスの影響で、長い間開催が見送られていた運動会も、ようやく再開される時期が近づいてきました。家族や友人たちと一緒に、久しぶりの運動会を楽しむことができるということは、とても嬉しいことですね。そんな中、思い出に残る写真を撮りたいと考える方も多いでしょう。しかし、撮影にはブレがつきもの。今回は、運動会でブレずにキレイに撮影するためのコツをご紹介します。

 

 

 

実力を発揮するカメラの設定

 

 運動会を撮影するためには、カメラの設定を見直すことが大切です。まずは、シャッタースピードを速めに設定することが重要です。スポーツイベントを撮影する場合、被写体の動きが速いために、シャッタースピードが遅いと手ブレや被写体の動きによって写真がブレてしまいます。また、AF連写モードを使用することで、素早い動きをキャッチすることができます。ただし、撮影する環境によっては、設定がうまくいかないこともあるため、事前にテスト撮影を行っておくことがおすすめです。

 

 

 

 

ポイントを押さえた撮影技術

 

 次に、撮影技術についてご紹介します。まず、被写体を追いかけるようにカメラを動かすと、ブレが発生しやすくなってしまいます。そのため、被写体が通過する予定の場所にカメラを合わせ、そのまま待機するようにしましょう。そして、被写体が通過した瞬間にシャッターを切ることがポイントです。また、カメラを手で持って撮影する場合、肘を体に密着させるようにすることで、手ブレを防ぐことができます。

 

 また、被写体の位置を意識することも大切です。例えば、走る人を撮影する場合、その人が走っている方向に向かって撮影すると、より迫力のある写真が撮れます。また、被写体が通過する前に撮影すると、被写体が写真の中央にいるというよりも、被写体が移動していく様子を写真に収めることができます。

 

 

 

 

 

余裕を持った撮影計画

 

 最後に、余裕を持った撮影計画を立てることが大切です。運動会は、1日中様々な種目が行われます。このため、ある程度の時間をかけて、自分が撮影したい場所や種目を洗い出し、スケジュールを立てることがおすすめです。また、カメラのバッテリーやメモリーカードの容量も事前に確認しておくことが大切です。特に、バッテリーが切れてしまうと、思い出の写真を撮り損ねてしまうこともあるため、予備のバッテリーを用意しておくことがおすすめです。

 

 

 

 

まとめ

 

 運動会でブレずにキレイに撮影するには、カメラの設定や撮影技術、そして余裕を持った撮影計画が大切です。これらのポイントを押さえて、思い出に残る写真をたくさん撮影してくださいね。運動会は、一生に一度の経験です。撮影することで、より多くの思い出を残すことができます。楽しい時間を過ごし、素晴らしい写真を撮影してください!