破水6日目 | すみれときいろとフィリピン生活

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入院5日目
破水してからはおそらく6日目。
(正確にいつ破水したのかわからないので、思い返せばあれがそうだったのかも、ということで)

通常の妊婦健診中に、血が出るのはともかくあまりにも水っぽいと羊水検査をすると陽性反応。
聞かされたときはどう反応していいのかわからなかったけれど、隣にいた母もまたショックを受けて、診察後トイレに駆け込んだのを見て、涙をこらえた。

反省も後悔もいっぱいある。
風邪を誤魔化して仕事に出なければ、友達とのいくつかの約束を断っていれば、安静にと言われているのについつい家事に手を出していたこと、ずっと心待ちにしていた幼馴染みの結婚式に無理を押して参加したこと、全て認識が甘かった。
お腹の張りや多少の出血も長く続いただけ、その状態に慣れきってしまっていた。
結果破水にも気付かずシャワーまで浴びてしまった。
母もまた、きっと自分を責めたと思う。自分がついていながら、と。
母は常に心配しその度に諌めたが、私がやると言ったらやる性格なので、結局私の意思を尊重してくれていたんだ。

泣いてはだめだ。
母がより苦しむだけで、後悔は何の足しにもならない。
いろんなものをこらえながら、感染症検査のための採血をし、そのまま点滴に繋がれた。

翌日には横浜から夫も飛んできた。
沖縄はまだ真夏だねってやっと笑ったのはその翌日で、しばらくは緊迫した雰囲気の中、夫には申し訳ない気持ちしかなくて「こんなことになっちゃってごめんね」としか言えなかった。

母が庭の花を持ってきてくれて、見ると気持ちがほぐれる。

こんなときこそ自然の力を感じるものだな