神奈川朝鮮中高級学校美術部展・(『 』の自由)を観に行って | MORIAH/K

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NO WAR / NO HATE

今日本当に久しぶりに横浜まで行き初めて大桟橋に行きました。

横浜には久しぶりに行きましたがピンポイントだったので街の変化は分かりませんでしたが
渋谷駅の変化には結構ビビリました

渋谷も面倒くさい駅になったなぁと。

それはさておき、美術部の部展『 』の自由

鉤括弧付きの自由って事でしたが先日、池袋の芸術劇場で行われた、東京朝鮮中高級学校の美術部展、ふじゆうトピアもそうでしたが、あいちトリエンナーレからの文脈をくまれた部展で見応えと存在感が迫ってくる作品ばかりで、いつも思う事ですが朝鮮学校の美術展は美術部でなくても素晴らしくて、言葉にするのは難しいですが、とにかく揺さぶられます。

学生さんとも話せたし、先生とも沢山話せて何故こんなに朝鮮学校の美術部の作品、授業で作られた作品も含め学生さん達の作品が素晴らしいのか、その理由が少しわかった気がしました。

朝鮮学校の美術の先生は教師であり同時に表現者でもあり、生徒ももちろん生徒であり同時に表現者で表現者が表現者と対峙する。

先生は子供たちから生きた表現を引き出すために子供たちとの距離を授業一コマの間で凄く腐心するという事を聞き、授業そのものが作品だなと思い、また子どもたちへの思いも強く感じました。

作品は日本社会の中で差別されている在日朝鮮人や韓国人の方々の思いが込められてたり、普遍的なテーマをモチーフにしたメッセージ性のあるものから、哲学的なものや無題でも何か作者の世界に引き込まれて行くような作品など秀逸なものばかりでした。

以前もブログで朝鮮学校系の美術展を記事で書きましたが

今回からもっとしっかり作品を紹介していこうとおもいます。

先述した東京朝鮮中高級学校美術部の部展で、あるメディアの記者さんからインタビューをされ、在日朝鮮学生美術展の話をしたところ、図録が欲しいですねと言われ、僕も全く同じことを考えてたので、やっぱり図録あったほうが良いよなと確信し、今度関係者の人と話す機会があったら言ってみようかなと思ったと同時に、本でなくても写メで撮って自分のブログにアップすれば良いじゃないかと閃き、今回からそうすることにしました。

去年の東京朝高の文化祭に行ったときから美術部のファンになり、朝鮮学校のイベントにも足を運ぶ機会が増えるにつれ美術部だけでなく朝鮮学校の魅力を知り、この魅力をもっと多くの人に知って欲しいと言う思いが日に日に強くなり、どうすればいいか悩んでいたのですが、ネット図録がいいんじゃないかと思い付き。これからそれをやっていこうと思いました。

ブログも放置気味でしたがこのプロジェクトを期に心新たにして定期的に、継続させていきたい思ってます。

自分の力など微力も微力ですが、バットを振らなければ三振もしないがホームランも打てないと言う言葉どおり始めなければ何も始まりませんから、一人でも多くの人に朝鮮学校の魅力を知ってもらえればという思いで気長に頑張っていきたいと思います。

目指すは細々でも長く。

아자아자