#関東大震災朝鮮人虐殺犠牲者追悼式。荒川、木根川橋/四ツ木橋。 | MORIAH/K

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NO WAR / NO HATE















昨日は八広と荒川木根橋・四ツ木橋の河川敷で関東大震災で虐殺の犠牲になられた韓国人朝鮮人の追悼式に参加しました。

何故荒川かというと荒川でも虐殺があり、軍隊が機関銃で虐殺し遺体を埋めらました。

13時半から19時までの長丁場でしたが、お昼は八広のコミュニティーセンターで映画「隠された爪痕」をみました

関東大震災での朝鮮人虐殺に関する映画を見たのは初めてでした。

1983年制作の映画なので、当時の方たちが出ておられて、在日朝鮮人の方や日本人の方たちが証言されてました。

とてもショッキングで悲しくて、悔しさや怒り、恐怖がこみ上げてきました。

私事ですが僕は父の事や父方の家族の事をほとんど知らないので自分の民族については確信がありませんが、日本の市民権は持っているので僕は自分を日本市民もっと言えば世界市民だと考えてます。

僕は自分のナショナリティよりも個人を重んじますが

人の大事にしているナショナリティは重んじていますが、自民族優越主義は到底受け入れられません。


関東大震災では朝鮮人の方々だけでなく中国人の方たちも犠牲になり、それだけでなく日本人の聴覚障碍者の方々や主義者といわれた社会主義者、アナキスト達も弾圧、殺害されました。

国家や権威に邪魔な存在はこういう時に犠牲になるのは歴史上多くの国でありました。

ナチスもユダヤ人だけでなく障碍者や共産主義者やナチスを批判する人たちも虐殺しました。

自民族以外の民族だけでなく思想も自国の体制に反するものは対象になる。

本当に恐ろしいことです。

この日も大島で犠牲になられた中国の方のご遺族のかたも参列されてました。

在日2世のソンさんのお話にも大変感銘を受けました。

80になるソンさんは自身の事を在日人と言われてました。

そして、日本にいる人は皆、在日人だともいわれてました。

とても深い言葉で胸に刻まれました。

河川敷ではイ ジョンミさんと仲間たちによるライブとプンムルが行われて、こういう賑やかなのも犠牲になられた方々の霊の慰めになるな、と思いました。

河川敷での追悼式が終わって、またコミュニティセンターでイ ジョンミさんのライブが行われました。

写真にはありませんがジョンミさんがチャングを叩きアリランを演奏し皆で歌い踊り一つになれました。

アリランは僕も大好きな歌で色んなバージョンがありますが、皆で踊りながら歌うアリランは一体感を感じれられてとても好きです。

アリランのメロディは何というか悲しさを感じさせつつもこみ上げてくる力強さも感じさえてくれます。

だから、朗々と歌っても良いし皆で歌って踊っても良い。


イ ジョンミさんの歌で京成線という歌があります

八広駅は京成線なので、そこから作ったんだとおもいますが、とてもいい歌で歌詞も良いので載せます。

重くよどんだ川の水に
四両の短い影映しながら
今日も走るよ京成線

低い鉄橋のその下には
埋もれたままの悲しみ眠る
エヘイヨ エヘイヨ

灰色の煙吐き出す車
高くそびえ立つ高速道路の下
潜り抜けてく京成線

川向うから吹く風は
懐かしい匂い 運んでくる
エヘイヨ エヘイヨ

顔も知らないハルモニ ハラボジ
いくつものアリラン峠越えて
辿り着いたこの町
京成線に乗って帰ろう
この町もまた故郷

今回の追悼式には初参加でしたが
日暮里にある整体通うのに
いつも八広駅の側を通っていました。

八広駅そばの追悼碑、ホウセンカの家も知らずに見ていて
なんだろうなと思ってました。

だから、今回の追悼式には自分で参加したわけですが、呼ばれたようにも思ってます。

今回は名簿に書かれた名前だけで350人の参加がありましたが
実際はそれ以上だと思われます。

以前は100人前後だったそうですが、ヘイトスピーチが堂々と巷で行われるようになってから人数も増えたそうです。

しかし、参加者の殆どは年配の方が多く僕も40代ですが若い方は殆どいませんでした。

ジョンミさんもジョークでライブもパクポー、チョバク,イジョンミのローテンションのままで良いのかとおっしゃってましたが

世代交代はあらゆる所で必要とされ、先日見に行ったアイたちの学校でも見に来ていたのはやはり、年配の方が多かったです。

ミュージシャンなら何人か心当たりはありますが、そう思った瞬間、人にやらせないで、自分でやれよと心の声が聞こえました。

僕も参列するだけでなく色んな形で参加し、この活動を守り伝えて行きたいし、行かなければならないと強くおもいました