梅雨真っ盛り。
いつもは自転車通勤だが、きょうの荷物はカゴに入らないし、雨だし、クルマで会社に行くことにした。
何気なくドアを開けた瞬間、生き物が腐ったような強烈な臭いにたじろいだ。
間違いなく夫が原因だ!
数日前、平日に休みを取ってウナギを釣りに出かけたときに、車内に魚でも取りこぼしたのか???
雨が降り込まない程度に窓を開けてみたが、何かに気をそらさないと、とても息ができない。
おかげで曲がるべき道を間違えてしまったじゃないか…。
会社に着いたら早々に客先に向かう予定のため、臭いのもとが気になるが…仕方がない。探す時間はない!
一目散に猛ダッシュ。
仕事の合間は、きれいに臭いのことは忘れていたのだが…
夜。降ってわいた残業をこなして、やれやれとクルマに戻ると、すっかり忘れていたあの臭いに、また取り囲まれてしまった。
いった何がこんなに臭いんだ?
助手席の足元を見ると、小さな魚用のビニールバケツが。この隅っこに生き物が半生で干からびてるんじゃなかろうか…
しかしそんなものを探す気にもならず、帰宅早々、夫にクルマの様子を見てもらう。
…原因は雑巾だった。釣りの最中に使ったタオル雑巾!
魚の生臭さをたっぷり染み込んだ雑巾が、車内に放置されていただけだった…。
しばらくこの臭いが車内に染み付いてるんじゃないかと思うと、週末にクルマに乗るのを躊躇してしまう。
くさい臭いストーリーはまだまだあるよ!
続きはまた。