こんにちは。久保文明です。
前回に引き続き、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの機材について、
書いていきたいと思います。
今回は『エフェクター』について書いていきます。
アジカンは『とにかくBOSSマニア』と言われるくらい、
BOSSの製品を愛用しています。
そんなBOSSの概要とは……
BOSS、つまり『ボス株式会社』、英称では『BOSS Corporation』と言います。
ローランド(日本のブランド)のグループ会社であり、
エレクトリック・ギターおよびベース用の『エフェクター』を主に開発しています。
ボスのコンパクトエフェクターは、
国内外、プロアマ問わず非常に高い評価を得ています。
現在でも多数の新製品が発売されています。
また、生産中止となった旧製品の一部には、
高値で取引されているものもあり、
旧製品の復刻版を出してほしいという要望も多数ある程です。
後藤正文 氏の使用エフェクターの一部は、このようなラインナップです。
●BOSS DD-5(コンパクトディレイ)
●BOSS DD-20(デジタルディレイ)
●BOSS SL-20(スライサー)
●BOSS PH-2(フェイザー)
●BOSS LS-2(ラインセレクター)
●BOSS FS-5L(フットスイッチ)
●BOSS TU-2(チューナー)
●BOSS TU-12(チューナー)
ギターエフェクターではメジャーどころの、
オーバードライブやディストーションが見当たりません。
アジカン後藤氏は、オーバードライブのエフェクターは使いますが、
歪みの設定をほぼ0にして、ブースターとして使用しています。
肝心の歪みはというと、基本的にアンプを弄って作っているそうです。
空間系のエフェクターが多いですね。
もともと歪みとは、アンプの作用にて発生する音の効果でした。
それを、アンプに負荷をかけることなく、
お手軽に作れるようにするのがエフェクターといいます。
歪みは元々アンプで作っていたのです。
なので、アンプで作るというのはある意味では本来の音なのかも知れません。
アジカンのギターも含め、
エフェクター、アンプのセッティングについても詳しく書ければと思います。
また、その他のアーティストについても、
どんどん書いていきたいです。
それでは、今日はこの辺で……。