こんにちは、久保文明です。
今日は、アーティストの使用している機材について書いていきたいと思います。
今回は、アジカンこと
『ASIAN KUNG-FU GENERATION』について書いてみたいと思います。
アジカンは、下北系、ロキノン系、と呼ばれるバンドの代表格の1つです。
メンバーは、
Vo&Gt:後藤 正文
Gt&Vo:喜多 建介
Ba&Vo:山田 貴洋
Dr:伊地知 潔
の4人です。
ではさっそく、使用している機材を見ていきましょう。
後藤 正文氏のギターから見ていきます。
彼の使用ギターはいくつかありますが、
主に『ギブソン』のものを使用しています。
●Gibson Les Paul Special DC
カラーは『赤』です。
ギブソンのレスポール スペシャルのDC仕様、
つまり『Double Cutaway』で、両サイドにカットが入っており、
SGを思い起こさせるボディです。
●Gibson Les Paul Junior
カラーは『赤』です。
●Gibson Les Paul Junior(ジョン・レノンモデル)
上記のレスポール ジュニアの、ジョン・レノンモデルです。
●Gibson Marauder
マローダー(Marauder)は、
1970年代にギブソンが営業不振対策のために制作したギターです。
製造期間は5年しかなく、生産数も少ないため、
入手は非常に困難なギブソンのレアギターです。
後藤氏は現在これをあまり使用していません。
次に、Gt&Voの喜多 建介氏の機材も見ていきましょう。
●Gibson Les Paul Standard Historic Collection
ギブソン、レスポール スタンダードの、いわゆる『ヒスコレ』というやつです。
ヒスコレとは、『ヒストリック・コレクション』の略です。
現在はレギュラーラインで生産していなくて、
過去に生産していたギターを、その細かな仕様までなぞって復刻したものを、
Historic Collection、ヒストリックコレクション、ヒスコレと言います。
●Gibson ES-335 Block Dot
カラーは赤です。
セミアコの代表格、ギブソンのES-335です。
エピフォンなどに廉価版があります。
●Fender Stratocaster
●Fender Telecaster
両方とも、フェンダーの有名なギターです。
ストラトキャスターにテレキャスター。
エレキギターの重鎮ですね。
こうして見てみると、かなり有名どころのギターが多いです。
逆に、アーティストが使えば、その楽器の知名度が上がることも容易に想像できます。
卵が先か、鶏が先か、みたいなものですね(笑
良い例は、アニメ『けいおん!』で登場人物が実際に存在する楽器を使用した事により、
これまで楽器に興味のなかった層に、
『レスポール』『ギブソン』『フェンダー』『ムスタング』等々……
その手の言葉が浸透していった、というものがあります(笑
アジカンの楽器のラインナップを見ると、
非常に高価なものが目立ちます。
アジカン好きで、楽器を始めようとする人たちはたくさんいると思います。
しかし、楽器も同じものを購入しようとすると、
かなり厳しいと思います。
ですが、廉価モデルはたくさんあります。
昔は『廉価モデル』=『質の悪い偽物』というイメージでした。
実際に現在もそういうものはあります。
しかし、高品質の廉価版は存在するので、
今後紹介できればと思います。
それでは、今日はこの辺で……。