体操のインストラクターをしている友人とお茶をしました。
ちょっと珍しい種類の体操を教えているので、
乳幼児とママのペアから、ご年配の方まで
年齢層幅広く教えています。
フリーでやっているため、個性的な教育をする幼稚園などからも依頼されて
指導に行きます。
最近は、幼児とママに教えることが多いそうで、
ママたちとお話しすることも多いのだとか。

「私は結婚もしていないし、子どももいないから、
 的外れなことを思っているのかもしれないけれど」
と、前置きをして、こんなことを話してくれました。

「どうも、最近のお母さんたちは
『この体操(習い事、幼稚園)はうちの子に合うかどうか』ばかり気にしている。
 でも、幼稚園だとか習い事だとかは、あくまでもオプションであって
 一番大事なのは家庭だと思う。
 どんなに<良い教育をする>習い事や幼稚園に入れたところで、
 家庭できちんと教育されていなかったら、
 ダメなんだと思うけど、どう?」

本当にその通りだと思います。
どんなに良い教材を与えても、
どんなに良い先生をあてがっても、
しょせんそれらは一時的なものであり、付属品で、
一番長時間過ごす場所(家庭)、
一番深く触れ合う相手(母親)がそれ以下ならば、
子どもはその<よい>ものを吸収しきれないような気がしています。

MQ育成塾が「母親の格をあげる」と言っているのは
オプションよりも本体の格/質をあげましょう、と
言っているのだと思います。


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