たびたび、未就学児のママ様にむけて
「地域の公立小を観に行って、今何をする必要があるか
 考えてくださいね」
と、書いています。

私の住む自治体の公立小では、
学期に一度ずつ「学校公開週間」があり、
保護者だけでなく、地域住民も見学しに行ってよいことになっていますが、
地域住民向けのアナウンスは徹底されていません。
よって、第一子が未就学児の場合、
そのような形で学校が公開されていることも知らない方が
多いのではないかと思います。
たいていの方は、11月頃の就学時検診にて
はじめて学校に足を踏み入れるのだと思います。

都内の別の自治体に住み、現在年長児をもつ友人が
「自分の自治体では、先週の土曜日に学校公開と入学準備説明会が行われた」と
教えてくれました。
つまり、授業参観と説明会がセットになって行われるため、
その地域に住む、来春入学の家庭は
学校に足を運ぶ方が多いのだそうです。
子どもも連れて行ってよいため、
子ども自身が「学校ってこんなところ」と肌で感じることができますから、
知育教材などで「入学までにひらがなを覚えよう」などと言われるより、
よほど浸透力が強いのではないかと思われます。

夏休み前のこの時期から、入学に向けての心構えを
親にも子にも促すこのやり方は、
なかなかよく考えられているな、と思いました。

ほかの自治体でも行われているところはなるのかもしれませんが
もっと広がるとよいと思います。