私は、とある企業のお客様センター的なところで
週に3日ほど、テレホンオペレーターをしています。
同僚と話していて、ここ最近のある傾向に気がつきました。

業種的に、子どもに関するお金が絡むことで
お電話をいただく場合が多いです。

いただくお電話の8割は、ママ様からなのですが、
ここのところ、トラブルに発展しそうなお電話で目立つのが
一つの用件に対して、パパ様とママ様と、両方から別々にお電話をいただくケース。

たとえば、子どもに必要なものを購入して、
それをママ様はクレジットカードで支払う、と手続きしたのに
パパ様は「いったいこれはなんだ!!」と明細をみて、お問い合わせをいただく。
最初の購入時に、分割払いを選んだけれど、
その後一括の方がだいぶ安いことに気づいたママ様が一括払いに変更したが
パパ様は把握しておらず、
「分割払いのはずが一括になっているから、分割にしてほしい」
変更して、確認のお手紙を差し上げると
ママ様から「一括にしたのに間違っている」とお電話をいただく、
というような。

上記は一例ですが、
ご夫婦の間で、連絡や報告ができておらず、
なにか疑問があった際に、まず配偶者に尋ねればそこで解決していたのに、
それを飛ばしていきなり企業に疑問をぶつけるので、
手続きが二転三転して、
結局お客様自身が不愉快に感じたり、面倒なことになってしまいます。

子育てに熱心なパパ様が増えて、
子どもに関する細かいことにもパパ様が関わる率が高くなったせいなのか、
共働きが増えて、夫婦それぞれの財布と、
生活費や教育費など、双方が共通で持つ財布があるご家庭が増えたからなのか、
理由はよくわかりません。
わかりませんが、
ご夫婦で連携がとれていないことは見て取れます。
企業ですからそれでも成立するものの、
たとえば学校や塾など、
子どもが直接的に関わる場所だと、子どもが恥ずかしい思いをしますね、と
まだ子ども側の気持ちの強い、学生アルバイトの子が話していました。