グリモー5 ベートーヴェン「皇帝」 | めじの音楽日記

めじの音楽日記

クラシック音楽のコンサートの感想などを綴っています。

筆者はクラシック愛好歴40年、年間数十回はコンサートを聴いています。

今日もグリモーの記事を書いたら、食傷気味と思われるだろうなぁ・・
なんて思いながらも、どうしても、これだけは・・というものが残っていたので。。笑


ピアノ:エレーヌ・グリモー
パーヴォ・ヤルヴィ指揮フランクフルト放送交響楽団
2008年6月3日 サントリーホール収録


第2楽章




第3楽章




ここでは、P.ヤルヴィの溌剌とした指揮ぶりとの相性も抜群です。

この曲の第2楽章は、私の大好きな曲なのですが、
グリモーの特質がフルに発揮されています。

彼女の情感の表現は、まさにベートーヴェンに合っていると思うのです。

それは、清冽な高原の空気のようなロマンチシズムとでもいいましょうか・・・

私、かなり酔いの回ったようなベートーヴェンも嫌いではないのですが、
やはり、こういう清潔感のあるベートーヴェンの「歌」には、思わずハマってしまいます。

いやぁ、本当に凄いピアニストです。