今日もグリモーの記事を書いたら、食傷気味と思われるだろうなぁ・・
なんて思いながらも、どうしても、これだけは・・というものが残っていたので。。笑
ピアノ:エレーヌ・グリモー
パーヴォ・ヤルヴィ指揮フランクフルト放送交響楽団
2008年6月3日 サントリーホール収録
第2楽章
第3楽章
ここでは、P.ヤルヴィの溌剌とした指揮ぶりとの相性も抜群です。
この曲の第2楽章は、私の大好きな曲なのですが、
グリモーの特質がフルに発揮されています。
彼女の情感の表現は、まさにベートーヴェンに合っていると思うのです。
それは、清冽な高原の空気のようなロマンチシズムとでもいいましょうか・・・
私、かなり酔いの回ったようなベートーヴェンも嫌いではないのですが、
やはり、こういう清潔感のあるベートーヴェンの「歌」には、思わずハマってしまいます。
いやぁ、本当に凄いピアニストです。