こんにちは
ミュージックサロン 庭の音(にわのね)です
今日は少し肌寒く、季節が逆戻りですね
風邪をひかないようにお気をつけくださいね
新年度が始まり早1か月経過、、
庭の音にもフルートを始めてみたい方のお問い合わせが数件
新しい出会いが増えて嬉しいです
フルートを始めるにあたり、購入しよう!といざ見に行ってみると、
Eメカ?オフセット?
聞いたことのない用語が並んでいて悩んでしまった方も多いのではないかと思います
というわけで、第2回目はフルートの専門用語についてです
私の愛楽器、パールの総銀オペラとYAMAHAの221に
モデルになってもらいながら分かりやすく説明します
各名称について
フルートは、頭部管・胴部管・足部管の3つに分解できます
足部管
足部管は写真下のC足(最低音がドまで出る)と
写真上のH足(最低音が1音多いシまで出る)があります
音域が増えるのももちろんですが、管の長さが変わるので重さが変わり、
音色もH足の方がダークな響きがします
管体(胴部管・足部管)は洋銀で、頭部管のみシルバーの楽器
(YAMAHAスタンダード300シリーズ、PearlFluteドルチェ・プリモ等)や
リッププレートのみシルバーの楽器もあります
頭部管は最も音色の変化が出やすい場所なので、
少し材質が変わるだけでも大きな変化があります
オフセット・インライン
左手薬指が押さえるキィが手前に出ているのがオフセット
キィが一直線になっているのがインライン
キィの配置によって楽器の構え方が大きく左右されます
一般的に手の小さい方はオフセットの方がおすすめされていますが、
楽器の構え方は今後の演奏に大きく影響してくるので、
ご自身の手の形に合う方を選ぶようにしましょう
Eメカニズム
フルートは構造上、吹きにくいとされる音がいくつかあります
その中でも特に難しいのが高いE(ミ)。
そのEの音を吹きやすくしてくれるのがEメカニズムです
Eメカがつく分値段が上がること
トリルの際使えない運指が出てくること
高いEの音色が少し暗くなること
がデメリットとして挙げられますが、
Eの音に苦労する労力を他に費やすことの方が大切だと個人的には感じるので、
初心者や学生さんにはEメカ付きの楽器をおすすめしております
(後からEメカをつけることも可能ですが、あまりおすすめしません、、)
先生に相談して決めるのが1番良いですが、
レッスンに通う前に欲しい!という方は
ぜひ参考にしてみてください
お気に入りの楽器に出会えますように